カジイチゴ  梶苺
[学名] Rubus trifidus Thunb.
バラ科 Rosaceae  キイチゴ属
三河の植物観察
カジイチゴの花
カジイチゴの蕾の腺毛
カジイチゴの果実
カジイチゴの托葉
カジイチゴの茎
カジイチゴ
カジイチゴ萼
カジイチゴの葉
カジイチゴの若い葉裏の腺毛
 庭木としてよく栽培されている。庭に植えたところ地下茎で横に広がり、増えすぎて困ったこともある。和名は葉がカジノキに似ていることから。トウイチゴ(唐苺)という別名があるが中国には自生しない。
 新茎や新枝には軟毛、腺毛があり、後に無毛となり、普通、刺がない。葉は互生し、長さ幅とも6~12㎝、やや厚く、掌状に3~7裂(5裂が多い)し、重鋸歯縁。初期の新葉の葉柄や主脈には腺毛があり、後に無毛となる。托葉は長さ約1.5㎝の狭惰円形。花は直径3~4㎝の白色の5弁花。花弁は広倒卵形。萼の外面には軟毛と腺毛が密生し、内面には白毛が密生する。集合果は直径約1㎝の球形、5月頃、橙黄色に熟し、甘く、食べられる。酸味はほとんどない。
 ハチジョウイチゴも同じような場所に生え、花や葉がよく似ている。伊良湖岬付近には両方がある。若い茎に刺があり、茎や葉裏の脈に白毛があり、腺毛はない。
[花期] 4~5月
[樹高] 2~3m
[生活型] 落葉低木
[生育場所] 海岸の山地
[分布] 在来種 本州(関東地方以西の太平洋岸)、四国、九州、朝鮮
[撮影] 伊良湖岬  13.4.1
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