フユイチゴ  冬苺
[別名] カンイチゴ
[中国名] 寒莓 han mei
[学名] Rubus buergeri Miq.
バラ科  Rosaceae   キイチゴ属
三河の植物観察
フユイチゴの花
フユイチゴの花2
フユイチゴの萼の長毛
フユイチゴの果実
フユイチゴ葉の鋸歯
フユイチゴ
フユイチゴ葉
フユイチゴ葉裏
 和名の由来は冬に実が赤く熟すことから。茎は短毛が密生し、長白毛が混じり、短い刺がまばらか又は無い。葉は互生し、長さ、幅とも5~10㎝の卵円形、浅く3~5裂し、円頭~やや鋭頭、縁に細かい歯牙状の鋸歯があり、鋸歯の先が小さい芒になる。葉の表面には毛はほとんどなく、茎や葉裏の脈には短毛が密生する。花は白色の5弁花、直径約2 ㎝、密集してつく。花弁が落ちやすい。萼片は5個、外面に短毛と長白毛が多く、刺は少ない。果実は集合果(キイチゴ状果)、直径約1㎝、12月に赤く熟す。果実は食べられる。2n=42,56
 中国や台湾にも分布するとされている。Flora of Chinaの解説では 集合果を purplish blackとしているのが気にかかる。
 類似のオオフユイチゴは茎, 葉, 萼などに黄褐色の毛が多く、葉がやや大きくて厚みがあり、裂片の先が丸く、葉裏の脈上に刺がある。
 ミヤマフユイチゴは葉の裂片の先が長くとがる。萼片に長毛はなく、外面の縁に白色の縁取りがある。
 ホウロクイチゴは花期が春で、実が熟すのは春~夏。
[花期] 9~10月
[樹高] つる性
[生活型] 常緑小低木
[生育場所] 山地の林下、林縁
[分布] 在来種、本州(関東地方南部、新潟県以西)、四国、九州、朝鮮、中国、台湾
[撮影] 三ヶ根山   04.11.14
TOP Back