モミジイチゴ  紅葉苺
[別名] キイチゴ 黄苺
[学名] Rubus palmatus Thunb. var. coptophyllus (A.Gray) Kuntze ex Koidz.
Rubus coptophyllus A. Gray
バラ科 Rosaceae  キイチゴ属
三河の植物観察
モミジイチゴの花
モミジイチゴの花
モミジイチゴの果実
モミジイチゴの茎の刺
モミジイチゴ
モミジイチゴ葉
 和名の由来は葉がモミジに似ていることから。茎や葉には刺がまばらに生える。茎の刺はほぼ開出して曲がらず、葉柄や枝の刺は曲がる。葉柄は長い。葉身は長さ7~15㎝の卵形~広卵形、掌状に5裂し、基部は深い心形。中央の裂片はあまり長くならない。ただし、葉の形や鋸歯には変異が多く、切れ込みが少ない場合もある。葉裏は緑色。花は単生し、直径約3 ㎝の白色5弁花、葉の下に、下向きにつく。果実は葉の下につき、直径1~1.5㎝、6月~7月に橙黄色に熟し、食べられる。甘さはクサイチゴに負けるが、酸味が少しあって美味しい。
 ナガバモミジイチゴは中部地方以西に分布し、全体に縦長になりやすく、普通3裂し、中裂片が特に大きくなる。葉の形や鋸歯には変異が多い。静岡県の遠州地域を境に東側にモミジイチゴ、西側にナガバモミジイチゴが分布するといわれているが、変異が多く区別できないとの見解もある。
 三河地域の渥美半島など沿海地ではナガバモミジイチゴが見られ、内陸部では葉の5裂が明瞭なモミジイチゴに近いものも見られる。
[花期] 4月
[樹高] 1~2m
[生活型] 落葉低木
[生育場所] 日当たりの良い林縁
[分布] 在来種、本州(中部地方以北)
日本固有種
[撮影] 額田町   04.4.18
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