モミジイチゴ 紅葉苺
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Flora of Mikawa
バラ科 Rosaceae キイチゴ属
別 名 | キイチゴ 黄苺 |
学 名 | Rubus palmatus Thunb. var. coptophyllus (A.Gray) Kuntze ex Koidz. Rubus coptophyllus A. Gray |
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花 期 | 4月 |
高 さ | 1~2m |
生活型 | 落葉低木 |
生育場所 | 日当たりの良い林縁 |
分 布 | 在来種、本州(中部地方以北) 日本固有種 |
撮 影 | 額田町 04.4.18 |
和名の由来は葉がモミジに似ていることから。茎や葉には刺がまばらに生える。茎の刺はほぼ開出して曲がらず、葉柄や枝の刺は曲がる。葉柄は長い。葉身は長さ7~15㎝の卵形~広卵形、掌状に5裂し、基部は深い心形。中央の裂片はあまり長くならない。ただし、葉の形や鋸歯には変異が多く、切れ込みが少ない場合もある。葉裏は緑色。花は単生し、直径約3
㎝の白色5弁花、葉の下に、下向きにつく。果実は葉の下につき、直径1~1.5㎝、6月~7月に橙黄色に熟し、食べられる。甘さはクサイチゴに負けるが、酸味が少しあって美味しい。
ナガバモミジイチゴは中部地方以西に分布し、全体に縦長になりやすく、普通3裂し、中裂片が特に大きくなる。葉の形や鋸歯には変異が多い。静岡県の遠州地域を境に東側にモミジイチゴ、西側にナガバモミジイチゴが分布するといわれているが、変異が多く区別できないとの見解もある。
三河地域の渥美半島など沿海地ではナガバモミジイチゴが見られ、内陸部では葉の5裂が明瞭なモミジイチゴに近いものも見られる。
ナガバモミジイチゴは中部地方以西に分布し、全体に縦長になりやすく、普通3裂し、中裂片が特に大きくなる。葉の形や鋸歯には変異が多い。静岡県の遠州地域を境に東側にモミジイチゴ、西側にナガバモミジイチゴが分布するといわれているが、変異が多く区別できないとの見解もある。
三河地域の渥美半島など沿海地ではナガバモミジイチゴが見られ、内陸部では葉の5裂が明瞭なモミジイチゴに近いものも見られる。