ベンケイソウ科  Crassulaceae
分類 被子植物(Angiosperm)-真正双子葉類(Eudicots)-コア真正双子葉類(Core eudicots)-バラ上群(Superrosids)-ユキノシタ目(Saxifragales)
分布 オーストラリア及びポリネシアを除く世界中に約35属1500種以上が分布し、日本には4属32種が自生する。
特徴 草本、亜低木、低木。茎はほとんどのものが多肉質。葉は互生、対生又は輪生、普通、単葉、托葉は無い。葉身は全縁又はわずかに切れ込む。まれに分裂又は奇数羽状。花序は頂生又は腋生、集散花序、散房花序、穂状花序、総状花序、円錐花序又はときに単生花になる。花は普通、両性、ときに Rhodiola では単性(雌雄異株又はまれに雌花両性花異株)、放射相称、 (3 )4~6(~30)数性。萼片はほとんど分離又は基部で合着、宿存性。花弁は分離又は合着。雄しべは花弁と同数、1列につき、又は2倍数が2列につく。心皮の基部近くに鱗片状蜜腺(nectar scale)がある。果実は袋果(follicle)、ときに萼片より少なく、分離又は基部で合着、直立又は広がり、膜質又は革質、1~多数の種子をもつ。種子は小さく、胚乳は乏しいか又はほとんどない。x = 8
栽培 観葉植物(多肉植物)として多品種が栽培されている。
アズマツメクサ属 アズマツメクサ Tillaea aquatica L.
イワレンゲ属 ツメレンゲ Orostachys japonicus (Maxim.) Berger.
キリンソウ属 キリンソウ Phedimus ellacombeanus (Praeger)'t Hart
ホソバノキリンソウ hedimus aizoon (L.)'t Hart var. aizoon
クラッスラ属 クレナイロケア Crassula coccinea L.
フチベニベンケイ Crassula ovata (Mill.) Druce
セイロンベンケイ属 キンチョウ Bryophyllum delagoense (Ecklon et Zeyher) Schinz
マンネングサ属 ウスユキマンネングサ Sedum hispanicum L.
オカタイトゴメ Sedum japonicum Siebold ex Miq. subsp. oryzifolium (Makino) H.Ohba var. pumilum (H.Ohba) H.Ohba
オノマンネングサ Sedum lineare Thunb.
コモチマンネングサ Sedum bulbiferum Makino
ツルマンネングサ Sedum sarmentosum Bunge
ヒメレンゲ Sedum subtile Miq.
マルバマンネングサ Sedum makinoi Maxim.
メキシコマンネングサ Sedum mexicanum Britt.
モリムラマンネングサ Sedum japonicum Siebold ex Miq. f. morimura
ムラサキベンケイソウ属 ミツバベンケイソウ Hylotelephium verticillatum (L.) H.Ohba.
リュウキュウベンケイ属 ベニベンケイ Kalanchoe blossefeldiana Poell.
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