ヨモギ  蓬
[別名] カズザキヨモギ
[中国名] 魁蒿 kui hao
[学名] Artemisia princeps Pampan.
キク科 Asteraceae (Compositae)  ヨモギ属
三河の植物観察
ヨモギの花
ヨモギの花2
ヨモギの小葉
ヨモギの茎
ヨモギの果実
ヨモギ
ヨモギの葉
ヨモギの痩果
 葉の裏に綿毛が生える。この綿毛を集めたものが「もぐさ」で、灸に使われる。若葉は食べられ、草餅の材料にされる。キク科の中では珍しい風媒花である。花粉はタンポポなどの虫媒花より小さく、表面に小刺がない。セイタカアワダチソウと同じように根から周囲の植物の成長を抑制する化学物質を出すといわれている。
 地下茎を伸ばし、群生する。茎は紫色を帯びることが多く、白い綿毛が密生する。茎の上部の葉は披針形、全縁又は数個の切れ込みがある。茎の中部以下の葉は羽状に深く分裂し、裂片には不規則な鋸歯がある。葉の基部にある托葉のような裂片は、仮托葉と呼ばれる。葉裏は白い綿毛が密生する。大きな花序に直径約1.5㎜、長さ約3㎜の小さな頭花を多数つける。小花は周囲に4個の雌性花、中心部に2個の両性花からなり、ともに結実する。両性花の花柱の先は切形、雌性花の花柱の先は2分岐し、雄しべの先の付属体が細く尖るのも属の特徴。果実は痩果、長さ1~1.5㎜、冠毛はない。2n=34。
 オオヨモギは葉の裂片の先が尖り、仮托葉がない。
[花期] 9~10月
[草丈] 50~120㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 山野
[分布] 在来種  本州、四国、九州、沖縄、小笠原、朝鮮、中国
[撮影] 蒲郡市  05.10.1
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