特徴 |
双子葉植物離弁花類 高木又は低木。常緑又は落葉。葉は互生まれに対生。葉身は革質~髪質~膜質、縁は全縁~鋸歯縁~刺状、小さい托葉があり、宿存性又は脱落性。葉痕(scar)はこぶ状突起がある。葉柄があり、まれに欠く。花序は集散花序、普通、 1又は 2~ 3(~5)次であり、最大 1、 3又は7(~31)個の花を各々、複合し、腋生、1年目の枝には単生又は2年目の小枝に束生する。雌雄異株。花は子房下生、正常、小さく、単性、4~6(~23)数性。萼は宿存性。花冠はしばしば白色又はクリーム色、まれに緑色、黄色、ピンク色又は赤色。花弁は覆瓦状、基部で長さの半分以上が合着。雄花は萼が4~8裂し、花弁は4~8個、雄しべは花弁と同数(isomerous)、花弁に互生し、花弁着生。葯は長楕円状卵形、内向き、縦に裂開する。未熟な子房は類球形又はクッション形、嘴形。雌花は萼片が4~8裂、花弁が4~8個。仮雄しべは矢じり形又は心形、花弁と同数、花弁に互生、花弁着生。子房は上位、卵形、4~8(~10)室、まれに軟毛がある。花柱は発達するのはまれ。柱頭は頭状、円盤状、円柱状。果実は核果、赤色、褐色、黒色(まれに緑色)、普通、球形。外果皮は膜質又は紙質。中果皮は肉質。核(pyrene)は(1~)4~6(~23)個。内果皮は平滑、革質、木質又は石質、表面は条線、縦の条線状の溝、しわがあり、窪みがあることもある。 |