アオハダ 青膚
Flora of Mikawa
モチノキ科 Aquifoliaceae モチノキ属
中国名 | 大柄冬青 da bing dong qing |
学 名 | Ilex macropoda Miq. |
花 期 | 5~6月 |
高 さ | 5~12m |
生活型 | 落葉高木 |
生育場所 | 山地の林内 |
分 布 | 在来種 北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国 |
撮 影 | 幸田町 12.5.10(花)、13.11.18(実) 豊田市 06.6.4(花) |
和名は樹皮の薄皮の下が緑色であることに由来する。モチノキと同じように樹皮からトリモチが採れる。幹は灰白色で皮目がはっきり見える。1年生枝は長枝、2年生以降の枝は短枝となる。葉は互生し、葉身は長さ4~7㎝の卵形~広楕円形、長さ1~2㎝の葉柄がつき、質が薄く、浅い鋸歯縁。葉裏に毛がある。葉裏に毛のないものはケナシアオハダという。雌雄別株。新枝には花がつかない。花は直径約5㎜。花弁は緑白色で、4又は5個。果実は核果、直径約7㎜の球形、葉が緑色のうちに赤く熟す。核(種子)は果実に5個ほど入り、表面に数本の縦しわがある。