キジムシロ  雉蓆
[中国名] 莓叶委陵菜 mei ye wei ling cai
[学名] Potentilla fragarioides L. var. major Max.
Potentilla fragarioides L.      広義
バラ科  Rosaceae  キジムシロ属
三河の植物観察
キジムシロの花
キジムシロの花序
キジムシロの萼
キジムシロの集合果
キジムシロの集合果
キジムシロの葉
キジムシロの根
  
キジムシロ
キジムシロ葉
キジムシロ托葉
キジムシロ痩果
 キジムシロ属はイチゴのような赤い実がならない。和名は地を這うように広がるのを、キジの筵(むしろ)にたとえたものといわれている。 ヒメキジムシロ var. fragarioide を母変種とするが、キジムシロを広義にPotentilla fragarioidesとする見解もある。
 根茎は肥厚し短く垂直、やや太い根がある。全体に長い毛が多く、茎は普通、赤色を帯びている。葡枝は出さない。葉は小葉が5~7(まれに9)個の奇数羽状複葉、先端の葉が最も大きく、長い葉柄があり、基部に葉質状の托葉がある。花は1茎の先に散形状に多数つき、直径は(10)15~20㎜、黄色の5弁花。萼片は萼片5(内萼片)5個は先が尖った卵状披針形、副萼片(外萼片)5個は披針形、副萼片の方が幅が狭く小さい。雄しべ20個。雌しべは多数。花床に毛がある。痩果は淡褐色、わずかに淡紫褐色を帯び、長さ1.2~1.4㎜の卵形、表面にしわと微細な凹凸があり、腹面に細長い付属体がある。2n=14
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 ツルキジムシロ Potentilla stolonifera はキジムシロに似るが、葡枝を出す。
 西日本に多いツチグリは小葉が3~7個で、葉裏に白毛が密生し、葡枝を出し、根茎が紡錘形に肥大する。キノコにも同名のツチグリがあり、まぎらわしい。
 ミツバチツグリは名前のように3小葉で、葡枝を出し、根茎が肥大する。
 ヘビイチゴは花が少なく、赤い実がなり、3小葉。
[花期] 2~5月
[草丈] 5~30㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 日当たりのよい山野
[分布] 在来種 日本全土、朝鮮、中国、モンゴル、ロシア
[撮影] 幡豆町 02.3.17
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