ギシギシ  羊蹄
[中国名]

羊蹄 yang ti

[学名] Rumex japonicus Houtt.
タデ科 Polygonaceae  ギシギシ属
三河の植物観察
ギシギシの花序
ギシギシの未熟な花被
ギシギシの完熟した花被
ギシギシの完熟した花被の拡大
ギシギシ
ギシギシ葉
ギシギシ葉縁
ギシギシ果実
 多年草、高さ40~100㎝。茎は直立して、多数、上部で枝分かれし、溝があり、無毛。根生葉は葉柄が長さ6~15㎝。葉身は長円形~披針状長円形、長さ8~25㎝×幅3~8㎝、下面には脈に微細なパピラがあり、上面は無毛、基部は円形、心形又は広楔形、縁はわずかに大きく波打ち、先は鋭形又は鈍形。茎葉は葉柄が短く、狭長円形、小さく、上につくほど葉は小さくなり、無柄となって、上部では苞葉となる。葉鞘は早落性、白色、膜質。花序は円錐花序、多段に密に輪生する。雌雄同株、両性花と雌花がある。花柄は細く、関節は中間の下にあり、関節は明瞭。花は花被片(萼)6個、雄しべ6個、雌しべ1個からなる。内花被片3個は果時に大きくなり果実を包む。バルブ(果実の内花被)は広心形、長さ4~5㎜×幅5~6㎜、全てのバルブは狭卵形のこぶ(tubercles)をもち、明瞭な網脈があり、基部は心形、縁は不規則な小歯状、先は鋭形、小歯は高さ0.3~0.5㎜。痩果は暗褐色、光沢があり、広卵形、鋭い3稜形、長さ約2.5㎜、基部は狭く、先は鋭形。花期は5~6(日本では6~8)月。果期は6~7月。2n=60。
 よく似た帰化種のナガバギシギシは葉縁が細かく波打ち、果実の内花被が広卵形、全縁。
 アレチギシギシは果実の内花被が長卵形で小さく、全縁。
 エゾノギシギシコギシギシは果実の内花被の縁に長い突起がある。
[花期] 6~8月
[草丈] 40~100㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] やや湿った場所
[分布] 在来種 日本全土、朝鮮、中国、台湾、ロシア
[撮影] 幸田町 09.5.15

 ギシギシ属

  family  Polygonaceae - genus Rumex

 多年草又は多くはないが1年草、まれに低木。根は普通、丈夫(直根)、ときに根茎がある。茎は直立、まれに、斜上~平伏し、分枝し、中空ではなく、溝がある。葉は単葉、しばしば、二形、早落性又は宿存性、根生葉と茎葉、互生し、縁は全縁又は波打つ。葉鞘は筒状、膜質、全縁。花序は普通、頂生、ときに頂生及び腋生、総状花序又は円錐花序。花柄は関節がある(機能的な花柄であり、真の花柄と外側の花被片の基部と統合して狭くなった偽花柄(pseudopedicel)とが下部で繋がる)。花は両性又は単性(雌雄異株では単性、まれに雌雄混株の同株で単性)。花被は宿存、花被片は6個、果時にしばしば、大きくなり、硬くなる。バルブ(果実の内側の花被片=内花被片)は全縁、微細不整歯、細鋸歯、又は様々な歯状、中脈はしばしば、こぶ(tuberculate callosities)になる。 雄しべは6個。花柱は3個、長い。柱頭はほうき状。痩果は3稜形の楕円形~卵形。
 世界に約200種があり、北半球及ぼ南半球の温帯に広く分布する。
 日本では18種が確認され、10種が自生、8種が帰化種である。13種のハイブリッドも確認されている(Yonekura 2006)。

 ギシギシ属の主な種と園芸品種

 1  Rumex acetosa L.  スイバ 酸葉
   synonym Acetosa pratensis Miller
 世界の温帯に広く分布。中国名は酸模 suan mo。英名はsorrel , sorrel dock , sour dock , garden sorrel。食べられるが、茎や葉にシュウ酸の酸味があり、すっぱいので酸い葉と呼ばれる。
 1年草。高さ30~100㎝。若葉は赤色を帯び、上部の葉は柄がなく、下部の葉には長い柄がある。葉身は長さ約10㎝の長楕円状披針形、基部は矢じり形で、上部の無柄の葉は茎を抱く。葉柄の基部の托葉は鞘状の托葉鞘となり、縁が不規則に切れ込む。雌雄異株。茎頂の円錐状総状花序に小さな花を多数付つける。雌花は柱頭が赤く目だつ。雄花は花被片が6個、雄しべも6個。果期には内花被片が直径4㎜のうちわのように大きくなって痩果を包む。外花被は小さい。痩果は長さ約2㎜、黒褐色で光沢がある。花期は5~8月。2n=14,15,22
 2  Rumex acetosella L.  ヒメスイバ 姫酸葉
   synonym Rumex angiocarpus auct. non Murb.
 朝鮮、中国、台湾、ロシア、インド、カザフスタン、西アジア、ヨーロッパ、アルジェリア、モロッコ原産。英名はfield sorrel , sheep sorrel , sorrel , red sorrel。中国名は小酸模 xiao suan mo
 多年草、高さ10~60㎝。全体に小型で細い。根茎は横に広がる。茎の下部につく葉は長さ2~6㎝、鉾形、葉の基部が耳状に張り出し、長柄がある。雌雄異株。花序は細く、長さ約10㎝、多数の小さい花がつく。内花被は花後にもあまり大きくならず、スイバのような翼は無く、果実(痩果)の表面に接して覆う。果実は長さ約1.5㎜、3稜形、褐色で光沢がある。花期は4~5月。2n=14,42
 亜種がいくつかあり、日本に帰化しているのはsubsp. pyrenaicusである。
2-1 Rumex acetosella L. subsp. acetosella  ヒナスイバ  雛酸葉
 ヨーロッパに広く分布。英名はsheep sorrel , sorrel
 雌花の果時の内花被片の性質が異なることによって区別される。果実が裸実 gymnocarpous。
 subsp. acetosaは, アジア大陸では普通の型だが、日本では宮城県で最近採集された1 枚の標本以外には知られていない。
2-2 Rumex acetosella L. subsp. pyrenaicus (Pourr. ex Lapeyr.) Akeroyd  ヒメスイバ 狭義
   synonym Rumex pyrenaicus Pourret ex Lapeyrouse
 ヨーロッパ南部(イタリア、フランス、ポルトガル、スペイン)、北アフリカ(アルジェリア、モロッコ)原産。
 果実が被実angiocarpous。
 日本に帰化している型はほとんど全てsubsp.pyrenaicus (Pourr. ex Lapeyr.) Akeroyd に当たり、同じ型は南サハリンや千島からも報告されている。
2-3 Rumex acetosella L. subsp. angiocarpus (Murbeck) Murbeck
   synonym Rumex angiocarpus Murbeck
 果実が被実angiocarpous 。
2-4 Rumex acetosella subsp. acetoselloides (Balansa) den Nijs
2-5 Rumex acetosella subsp. arenicola Makinen ex Elven
 グリーンランド、スカンジナビア半島、極北ロシアに分布。

 3  Rumex alpestris Jacq. 広義
   synonym Rumex montanus Desf.
   synonym Rumex arifolius All. [Illegitimate] [ヨーロッパ、アジア北西部~中部、朝鮮]
    =synonym Rumex hispanicus C.C.Gmel.
   synonym Rumex lapponicus (Hiitonen) Czernov
 アジア(ロシア、アゼルバイジャン、ジョージア)、ヨーロッパ(ロシア、ウクライナ、オーストリア、チェコ、ドイツ、ポーランド、スロバキア、スイス、フィンランド、ノルウェー、スウェーデン、ボスニアヘルツェゴビナ、ブルガリア、クロアチア、ギリシャ、マケドニア、モンテネグロ、ルーマニア、セルビア、スロベニア、フランス、スペイン)、北アメリカ原産。朝鮮や中国には無い。
3-1 Rumex alpestris Jacq. subsp. lapponicus (Hiitonen) Jalas タカネスイバ 高嶺酸葉 [YList]
   synonym Rumex acetosa L. subsp. lapponicus Hiitonen
   synonym Rumex montanus auct. non Desf. 
   synonym Rumex lapponicus (Hiitonen) Czernov [Flora of North America]
   synonym Rumex arifolius auct. non All.
   synonym Rumex alpestris auct. non Jacq.
 Rumex alpestris は北半球の北部に分布し、タカネスイバはその亜種に分類されている。
 日本(北海道と本州北部~中部の亜高山帯)、千島列島、カムチャツカ半島、ロシア極北部、ユーラシア北部、グリーンランド、アラスカ、カナダ原産。ツンドラ、山地、亜高山帯の草地、岩の露頭、川や流れの沖積地など、標高0~2500mに生える。英名はlapland sorrel , lapland mountain sorrel。
 多年草、無毛又はほぼ無毛、比較的細く、水平又はわずかに斜めの塊根をもち(普通、基質に深く達しない)、2次根が密集する(たまに、短い匍匐する根茎をもつ)。茎は直立、まれに斜上し、基部から数本又はしばしば1本、花序の上部の1/2で分枝し、長さ (10~)20~60(~100)㎝。少なくとも、中間と上部の葉の葉鞘は全縁、,房飾りは無く、ときに不規則に切れ込むが、上部だけである。葉身は広卵形、まれにほぼ円形、長円状卵形、まれに長円状披針形、長さ3~10(~14)㎝×幅1~4(~5)㎝、長さは通常、幅の2.5倍以下、基部は矢じり形(下向き、葉柄に平行、又はわずかに内向きの、鋭形又はほぼ鋭形の裂片をもつ)、全縁、通常、平ら、先は類鋭形又は鈍形。花序は頂生、茎の上部1/3を占め、普通、緩く、下部で特に中断し、狭い円錐花序又はたまに1本の円筒形(単純な1次枝をもつか又は少数の2次枝をもつ)。花柄は中間近くに、関節があり、糸状、長さ2~5㎜、関節は明瞭。花は(2~)4~8個の輪になり、内側の花被片は円形、たまに広卵形、長さ 3.5~4.5㎜×幅3.5~4.5㎜、基部は円形又は心形、先は鈍形、 こぶは小さいか又はたまに欠く。痩果は褐色~暗褐色~褐黄色、長さ1.7~2.5㎜× 幅0.9~1.3㎜、光沢は無い。 2n=14 (雌株), 15 (雄株)。花期は晩春~夏。(Flora of North America)
 Rumex acetosa の名は一般的には R. lapponicus.に誤用されている。北アメリカ山地原産のR. acetosa はロッキー山地の南部~モンタナ州やワイオミング州のベアートゥース高原にあり、これが.普通、 R. alpestris[=Acetosa pratensis Miller subsp. alpestris (Jacquin) A. Love; A. pratensis subsp. arifolia (A. Blytt & O. C. Dahl) A. Love; R. arifolius Allioni, not Linnaeus f.; R. acetosa subsp. alpestris (Jacquin) A. Love; R. acetosa subsp. arifolius A. Blytt & O. C. Dahl]と呼ばれる。最近の命名法の研究ではR. alpestris は曖昧な名であり、おそらく、R. scutatus Linnaeusに属した植物に基づいている (I. O. Pestova 1998)。そして、R. arifoliusは主にヨーロッパの山地の種とされた。それは、より強健で、花序がより分枝し、大きく、葉がより鋭い三角状の矢じり形である(R. thyrsifloruに似ている)シベリア南部と温帯の北アメリカから集められたR. acetosaの山地型が異なるのと同様に、北極圏の植物から異なっている。山地性の種はR. lapponicusやR. acetosaのような先祖から、おそらく個々に発展し、まだ分類学上ははっきりしていない。そのため、R. lapponicus. の中にそれらの形を含めることが好まれる。全体では注意深い研究が必要である。しかしながら、北極山地の極地の種を全てをこの集団に含み、かなり多様な形の広義のR. alpestrisとするこを好む研究者がある。( A. Love 1944; Love and D. Love 1957).

 4  Rumex amurensis F.Schmidt  アムールギシギシ
 中国、ロシア原産。中国名は黑龙酸模 hei long suan mo

 5  Rumex aquaticus L.   ヌマダイオウ 沼大黄
 日本、中国、モンゴル、ロシア、カザフスタン、キルギスタン、北アメリカ原産。中国名は水生酸模 shui sheng suan mo 。渓谷の水際、川の土手に生える。
 果期の内花被片に瘤体も刺もない種は、日本ではヌマダイオウRumex aquaticus L., ノダイオウR. longifolius DC., マダイオウR. madaio Makino およびカラフトノダイオウR. gmelinii Turcz. ex Ledeb. の4種が知られているが、その区別点は微妙で特に未熟な標本では区別が困難である。誤同定の可能性もあり、日本における生育は疑わしいともいわれる。
 多年草。茎は直立、高さ30~120㎝、普通、上部(花序で)で分枝し、無毛、溝がある。根生葉は葉柄が長さ9~28㎝、無毛又は微細なパピラがある。葉身は長円状卵形~卵状披針形、長さ10~30㎝×幅4~13㎝、両面とも無毛又は下面の脈に微細なパピラがあり、基部は楔形~切形に近く、縁は波打ち、先は鋭形~鈍形に近い。茎葉は葉柄が短く、長円形又は広披針形、小さい。葉鞘は早落性、白膜質。花序は頂生、円錐花序、狭く、枝はほぼ直立。花は両性。花柄は糸状、関節は不明瞭、果時に関節が膨れない。内花被片は果時に大きくなる。バルブは卵形、長さ5~8㎜×幅4~6㎜、全てこぶは無く、基部は類切形、縁は全縁に近く、先は鋭形。痩果は褐色、光沢があり、楕円形、3稜形、長さ3~4.5㎜、基部は狭く、先は鋭形。花期は5~6月。果期は6~7月。2n =140。

 6  Rumex brownii Campd.  カギミギシギシ 鈎実羊蹄
   synonym Rumex alcockii Rech.f.
 オーストラリア原産。太平洋諸島、日本、イギリス、ニュージーランドなどに帰化している。英名はhooked dock , Browne's dock , swamp dock。
 多年草、高さ50~80㎝。茎は細く、直立、少数の長く、葉の無い枝をつける。根生葉は形や大きさが変化し、長円形~披針形、普通、バイオリン形(fiddle-shaped)、長さ12㎝×幅4㎝以下、先は鋭形~類鈍形、基部は心形~切形。葉柄は葉身の長さの半分~同長。茎葉は少なく、小さく、茎の1/3以下に限られる。花は輪に5~8個、離れてつき、基部に抱く葉は無い。果時のバルブは長さ2.5~4㎜×幅約2㎜、各側に鈎状の歯が3~5個つき、鈎状の先端をもつ。果時の花柄は細く、バルブの長さとほぼ同長、下部の1/3に関節がある。

 7  Rumex conglomeratus Murray  アレチギシギシ 荒地羊蹄
 ユーラシア大陸原産の帰化種。英名はcluster dock, clustered green dock。
 多年草、高さ30~80(150)㎝。茎は直立し、細く、他のギシギシより外観は弱々しい。根生葉は花期にはない。茎葉は長さ(5)10~30㎝、幅2.5~6㎝、やや薄く、長楕円状披針形、長い柄があり、縁は波打ち、鋭頭(鈍頭)、基部は浅い心形。葉の中央脈に平行して数本の脈状の隆起線が目立つことが多い。上部の葉ほど小さくなり、苞葉となる。花期はナガバギシギシよりやや遅い。花茎は枝別れして節間が長く、節ごとに密生して花を輪生する。小花梗は長さ1~4(5)㎜。花は小さく、内花被は長さ2~3㎜、1~1.6(2)㎜。果実(痩果)はギシギシの中で最も小さく、果実を包む3個の内花被は長卵形、全縁、中央のこぶ状突起も、赤色を帯びることが多い。果実は長さ1.5~2㎜、幅1~1.6(2)㎜、暗褐色。2n=20。花期は 6~7月。

 8  Rumex crispus L.   ナガバギシギシ 長葉羊蹄
   synonym Rumex crispus L. subsp. fauriei (Rech.f.) Mosyakin et W.L.Wagner 
 ヨーロッパ、西アジア原産の帰化種。英名はcurly dock。中国名は皱叶酸模 zhou ye suan mo 。
 多年草、高さ40~150㎝。茎は直立して、多数、枝分かれする。下部の葉は長楕円形で、長い柄があり、縁は細かく波打つ。上につくほど葉は小さくなり、柄が短く、上部では苞葉となる。葉先は丸く、基部は楔形。花は長い総状花序につき、多段に密に輪生する。雌雄同株、両性花と雌花がある。花は外花被3個、内花被3個、雄しべ6個、雌しべ1個からなる。雌しべは3個の花柱があり、柱頭は細かく裂ける。果実(痩果)は3個の内花被が大きくなり果実を包む。果実の内花被は広卵形、全縁で、先が丸く、中央にこぶ状の突起がある。こぶ状の突起の大きさはバラつく。ここに果実が入っているのではなく、内花被3個に包まれて1個だけ果実が入る。内花被の内側はやや凹む程度で、ほぼ平らである。果実は3稜形、茶褐色。2n=60。花期は5~7月。

 9  Rumex dentatus L.  コギシギシ 広義
9-1 Rumex dentatus L. subsp. klotzschianus (Meisn.) Rech.f.  コギシギシ
   synonym Rumex dentatus L. subsp. nipponicus (Franch. et Sav.) Rech.f. 
   synonym Rumex nipponicus Franch. et Sav.
 日本(本州の関東以西、四国、九州、朝鮮、中国、インド、西アジア、南アジア原産。アフガニスタンからヒマラヤを経て中国にまで分布。川原、海岸、田の畔、低湿地に生える。
 国のレッドデーターブック絶滅危惧II 類(VU)、愛知県は準絶滅危惧種。
葉は長い柄を持ち、葉身は長楕円状披針形~披針形。葉の基部はくさび形~浅い心形、先は丸い。葉は両面とも無毛で、縁はやや波打つが縮れない。果実(痩果)を包む3個の内花被は長卵形で、縁に4対内外のはっきりした突起がつき、中央のこぶ状突起が赤色を帯びることはない。果実は長さ約2㎜、茶褐色。2n=40。花期は4~5月。
9-2 Rumex dentatus L. subsp. nigricans (Hook.f.) Rech.f.  ハマコギシギシ
 インドとバングラデシュのガンジス川下流域に分布。台湾、八重山諸島(一時的)に帰化。

 10  Rumex gmelinii Turcz. ex Ledeb.  カラフトノダイオウ 樺太大黄
 日本(北海道、長野県)、朝鮮、中国、モンゴル、ロシア原産。中国名は毛脉酸模 mao mai suan mo 。標高400~2000mの湿った渓谷、流れの土手に生える。
  多年草。茎は高さ40~100㎝、丈夫、無毛溝がある。根生葉は葉柄が長さ30㎝以下。葉身は三角状卵形、長さ8~25㎝×幅5~20㎝、下面には脈に密にパピラがあり、上面は無毛、基部は深い心形、縁は全縁又はわずかに波打ち、先は鈍形。茎葉は葉柄が短く、長円状卵形、小さく、基部は心形、先は鈍形。葉鞘は早落性、膜質。花序は円錐花序。花は両性。花柄は細く、基部に関節がある。外花被片は長さ約2㎜。内花被片は果時に大きくなる。バルブは楕円形、長さ5~6㎜、全てにこぶがあり、網状脈があり、基部は丸く、先は鈍形。痩果は暗褐色、光沢があり、卵形、3稜形、長さ2.5~35㎜。花期は5~6月。果期は6~7月。

 11  Rumex hastatulus Baldwin  ハネミヒメスイバ
 北アメリカ原産。英名はheartwing sorrel , wild sorrel
 ヒメスイバに似ているが、内花被片が果期に大型となるだけでなく根茎を欠く点で大きく異なり、 むしろスイバR. acetosa L. に近い。

 12  Rumex hydrolapathum Huds.  ミゾダイオウ 溝大黄
 ヨーロッパ、西アジア原産。英名はgreat water dock , water dock , giant water dock

 13  Rumex hypogaeus T.M.Schust. et Reveal  ヒメイヌスイバ 姫犬酸葉
   synonym Emex australis Steinh.
 アフリカ南部原産。英名はCape-spinach , doublegee , southern three-corner-jack , spiny emex , three-corner-jack。

 14  Rumex japonicus Houtt.  ギシギシ 羊蹄
   synonym Rumex japonicus Houtt. var. yezoensis (H.Hara) Ohwi
   synonym Rumex yezoensis H.Hara 
   synonym Rumex regelii F.Schmidt
   synonym Rumex japonicus Houtt. var. sachalinensis (Regel) H.Hara 
   synonym Rumex crispus L. var. japonicus Makino
   synonym Rumex crispus L. subsp. japonicus (Houtt.) Kitam.
   synonym Rumex cardiocarpus Pampanini
 日本(全土)、朝鮮、中国、台湾、ロシア原産。中国名羊蹄 yang ti。別名はシノネ、ウシグサ。
 多年草、高さ40~100㎝。茎は直立して、多数、上部で枝分かれし、溝があり、無毛。根生葉は葉柄が長さ6~15㎝。葉身は長円形~披針状長円形、長さ8~25㎝×幅3~8㎝、下面には脈に微細なパピラがあり、上面は無毛、基部は円形、心形又は広楔形、縁はわずかに大きく波打ち、先は鋭形又は鈍形。茎葉は葉柄が短く、狭長円形、小さく、上につくほど葉は小さくなり、無柄となって、上部では苞葉となる。葉鞘は早落性、白色、膜質。花序は円錐花序、多段に密に輪生する。雌雄同株、両性花と雌花がある。花柄は細く、関節は中間の下にあり、関節は明瞭。花は花被片(萼)6個、雄しべ6個、雌しべ1個からなる。内花被片3個は果時に大きくなり果実を包む。バルブ(果実の内花被)は広心形、長さ4~5㎜×幅5~6㎜、全てのバルブは狭卵形のこぶ(tubercles)をもち、明瞭な網脈があり、基部は心形、縁は不規則な小歯状、先は鋭形、小歯は高さ0.3~0.5㎜。痩果は暗褐色、光沢があり、広卵形、鋭い3稜形、長さ約2.5㎜、基部は狭く、先は鋭形。花期は5~6(日本では6~8)月。果期は6~7月。2n=60。

 15  Rumex longifolius DC.   ノダイオウ 野大黄
   synonym Rumex domesticus C. Hartman.
 日本(北海道、本州の島根県が西限)、中国、ロシア原産。北半球の冷温帯域に広域分布する。中国名は长叶酸模 chang ye suan mo 。英名はdooryard dock , longleaf dock , northern dock , long-leaved dock 。湿った谷、林縁、山地の斜面に生え、低層湿原、河川氾濫原、小河川沿いなどの過湿な陽光湿地環境に生育することが多い。
 多年草。茎は直立、高さ60~120㎝、丈夫、無毛、溝があり、中間の上で分枝する。根生葉は葉柄が長さ5~15㎝。葉身は長円状披針形~広披針形、長さ20~35㎝×幅5~10㎝、下面は脈に微細なパピラがあり、上面は無毛、やや光沢があり、基部は楔形又は円形、縁はわずかに波打ち~弱く縮れ、先は鋭形~ほぼ鋭形(鈍形)。茎葉は葉柄が短く、披針形、小さく、基部は狭い楔形、先は鋭形。葉鞘は早落性、白色、膜質。花序は円錐花序、側花序は直立して主花序に密着し、全体として棒状~長楕円状になる。花は両性。花柄は細く、関節が中間の下にあり、果時に関節が膨れる。果実は密につき、果実の輪生する節間は短く、節間の花序軸は見えない。内花被片は果実を包む。バルブは広円状腎形~円状心形、長さ5~6㎜×幅6~7㎜、全縁(~微鋸歯縁)、全てこぶは無く、ときに1バルブは小さな不明瞭なこぶをもち、網状の脈があり、基部は心形、全縁、先は鈍形。痩果は褐色、光沢があり、狭卵形、3稜形、長さ2~3.5㎜。花期は6~7月。果期は7~8月。2n = 60。

 16  Rumex madaio Makino  マダイオウ
   synonym Rumex daiwoo Makino 
 日本固有種(本州、四国、九州)。山間の小河川や谷筋の水湿地あるいは湧水地の流れ沿い又は過湿な半日陰の林縁に生える。開花株が10個体程度の小規模群落が多い。
 春~夏にある根出葉は長楕円形~卵円形、先端は鈍形~円形、上面は有毛、下面の脈上は多毛。花序は側花序がまばらで斜開し、主花序から大きく離れ、主花序と側花序のそれぞれが穂状を呈する。果実は密に輪生し、果序の節間は長く、節間の花序軸がよく見え、果序はダンギクの花序のようになる。内花被片は刺状の鋸歯~明瞭な鋸歯縁、瘤状突起はなく、長さよりも幅の広い傾向がある。

 17  Rumex maritimus L.  コガネギシギシ 広義
   synonym Rumex longisetus A. Baranov & B. Skvortzov
   synonym Rumex ochotskicus Rech.f. 
   synonym Rumex maritimus L. subsp. ochotskicus (Rech.f.) Vorosch. 
 中国、モンゴル、ロシア、カザフスタン、ミャンマー、ヨーロッパ、北アメリカ、南アメリカ原産。中国名は刺酸模 ci suan mo 。英名はgolden dock , maritime dock , maritime dock
 1年草、まれに2年草、特に南部では。茎は直立、高さ15~60㎝、中間の下で分枝し、みぞがあり、無毛又は弱く、短いパピラがある。下部の葉は葉柄が長さ1~2.5㎝。葉身は披針形~披針状長円形、長さ4~15(~20)㎝×幅1~3(~4)㎝、両面とも無毛又は下面に短いパピラがあり、基部は狭い楔形、縁は全縁で平滑、又はたまにわずかに波打ち、先は鋭形。茎葉は短い葉柄があり、又は無柄に近く、根生葉より小さい。葉鞘は早落性、膜質。花序は円錐花序。花は両性。花柄は糸状、基部又は基部のわずか上に関節があり、関節は膨らみが不明瞭。外花被片は楕円形、長さ約2㎜。内花被片は果時に大きくなる。バルブは狭三角状卵形、長さ2.5~3.5㎜×幅0.8~1.5㎜、全てのバルブはこぶをもち、基部は切形、各縁に2 ~ 3(~ 4)個の歯があり、先は鋭形。歯は長さ2.5~3㎜、狭く、こぶは長円形、長さ約1.5㎜。痩果は黄褐色、光沢があり、楕円形、鋭い3稜形、長さ1.5~2㎜。花期は5~6月。果期は6~7月。2n = 40。
17-1 Rumex maritimus L. var. maritimus  ハマギシギシ 浜羊蹄
17-2 Rumex maritimus L. var. ochotskius (Rech.f.) Kitag.  コガネギシギシ 黄金羊蹄

 18  Rumex nepalensis Spreng.  広義
 日本、中国、インド、ブータン、ネパール、シッキム、ミャンマー、ベトナム、パキスタン、アフガニスタン、タジキスタン、インドネシア、南西アジア原産。中国名は尼泊尔酸模 ni bo er suan mo 。
 多年草、根は大きい。茎は直立、高さ50~100㎝、上部で分枝し、無毛、溝がある。根生葉は葉柄が長さ4~10㎝。葉身は広卵形、長さ10~15㎝×幅4~8㎝、両面とも無毛又は下面には脈に微細なパピラがあり、基部は心形、全縁、先は鋭形。茎葉は歯柄が短く、卵状披針形。葉鞘は早落性、膜質。花序は円錐花序、花は両性。花柄は中間の下に関節がある。外花被片は楕円形、長さ約1.5㎜。内花被片は果時に大きくなる。バルブは広卵形、長さ5~6㎜、バルブの全て又は1~2個にこぶがあり、基部は切形、各縁には7~8個の歯があり、先は鋭形、歯は長さ1.5~3㎜、歯の先端には鈎があるか又は真っすぐ。痩果は褐色、光沢があり、卵形、鋭い3稜形、長さ約3㎜、基部は切形、先は鋭形。花期は4~5月。果期は6~7月。
18-1 Rumex nepalensis Spreng. subsp. andreaeanus (Makino) Yonek.  キブネダイオウ 貴船大黄
   synonym Rumex nepalensis Spreng. var. andreaeanus (Makino) Kitam. 
   synonym Rumex daiwoo Makino var. andreaeanus (Makino) Makino 
   synonym Rumex andreaeanus Makino 
 日本固有亜種(京都、岡山県、広島県)で確認されている。外来とされたこともあるが、在来の亜種として分類され、絶滅危惧種に指定されている。エゾノギシギシと自然交雑を起こし、絶滅が危惧される。
 高さ1.5m以下、茎の上部で分枝し、斜上する。根生葉は卵状心形。花序は円錐花序、花輪が相互に離れてつく。痩果の内花被片は広卵形又は四角状卵形、周縁には先端が鈎状の長い刺針が多数あり、かつ、中肋基部には瘤状の隆起が無い。

 19  Rumex obtusifolius L.  エゾノギシギシ  蝦夷の羊蹄
 ヨーロッパ原産。英名はbroadleaf dock。中国名は钝叶酸模 dun ye suan mo 。別名はヒロハギシギシ。
 多年草、高さ40~120㎝。茎や葉柄、葉の中脈がしばしば赤味を帯びる。葉の幅は広く、8~12㎝、長さは15~30㎝、下部の葉は基部が浅い心形となり、葉縁に細かい縮れがある。葉裏の脈上は突起状毛が密生して白い。花は長い総状花序につき、段の間隔を開けて、多段に輪生する。雌雄同株、両性花と雌花がある。花は花被片(萼)6個、雄しべ6個、雌しべ1個からなる。果実(痩果)は3個の内花被が大きくなり果実を包む。果実の内花被は卵円形、先がやや長く尖り、縁に長く突き出た突起があり、中央にこぶ状の突起がある。縁の突起は少ないことも多く、こぶ状の突起は赤色になることが多い。果実は長さ2~2.7㎜、幅1.2~1.7㎜、3稜形、褐色~赤褐色。2n=40。花期は6~8月

 20  Rumex patentia L.  マンシュウギシギシ 広義
 中国、モンゴル、ロシア、カザフスタン、キルギスタン、タジキスタン、ヨーロッパ原産。中国名は巴天酸模 ba tian suan mo 。英名はpatience dock , spinach dock

20-1 Rumex patentia L. subsp. callosus (F.Schmidt) Rech.f.  マンシュウギシギシ 満州羊蹄
   synonym Rumex patentia L. var. callosus F.Schmidt 

 21  Rumex pulcher L.  ヒョウタンギシギシ 瓢箪羊蹄
 ヨーロッパ、アジア西部、北アフリカ原産。英名はfiddle dock 。北アメリカに帰化。日本でも確認差rている。荒地、草地、湿った場所や乾いた場所に生える。
 多年草、無毛、パピラは有又は無。直根は垂直、紡錘形。茎は直立~先で弓なり、長さ20~60(~70)㎝、分枝し、細い。葉身は長さ4~10(~15)㎝×幅 (2~)3~5㎝、槍状長円形~卵状長円形、中間より下又はそれ以外でで狭くなり、基部はほぼ心形、円形、又は普通切形、縁は全縁、平ら又は波打ち、先は鈍形~鋭形。花序は頂生、開き、間隔が開き、枝は広がり、花が10~20個、輪生する。花柄は長さ 2~5(6) ㎜、太く、関節は膨れる。内花被片は歯を除いて長さ3~6㎜×幅2~3㎜、卵状三角形~長円状デルタ形、基部は切形、縁は普通、歯があり(+-全縁)、歯は2~5(9)個、長さ0.3~2.5㎜、普通、両側にあり、先は鈍形~ +-鋭形。こぶ(tubercles)は (1)3個、等形又は不等形、普通、いぼがある。痩果は長さ2~2.8㎜×幅1.3~2㎜、暗赤褐色~+- 黒色。2n=20.。花期は5~9月。

 22  Rumex pseudonatronatus (Borbas) Borbas ex Murb. 
   synonym Rumex domesticus C. Hartman var. pseudonatronatus Borbas
 中国、モンゴル、ロシア、カザフスタン、キルギスタン、ヨーロッパ原産。中国名は披针叶酸模 pi zhen ye suan mo 。北アメリカに帰化。
 Rumex pseudonatronatus はしばしば、R. longifolius や R. crispus と混同される。

 23  Rumex sanguineus L.  ニセアレチギシギシ 偽荒地羊蹄
 ヨーロッパ、西アジア(イラン、アゼルバイジャン、ジョージア)原産。英名はbloodwort dock , redvein dock , wood dock

 24  Rumex scutatus L.  テガタスイバ
 ヨーロッパ、西アジア(イラン、アゼルバイジャン、ジョージア)原産。英名はFrench sorrel , buckler sorrel , shield-leaf sorrel

 25  Rumex spinosus L.  イヌスイバ 犬酸葉
 ヨーロッパ(フランス、ポルトガル、スペイン、イタリア、ギリシャ)、アジア西部、北アフリカ原産。英名はdevil's-thorn , erect emex , lesser-jack , little-jack , spiny emex , spiny three-corner-jack

 26  Rumex stenophyllus Ledeb.  ホソバギシギシ 細葉羊蹄
   synonym Rumex odontocarpus Sandor ex Borbas
   synonym Rumex stenophyllus Ledeb. var. ussuriensis (Losinsk.) Kitag.  ホソバギシギシ
   synonym Rumex ussuriensis Losinskaja.
 中国、モンfゴル、ロシア、カザフスタン、キルギスタン原産。中国名は狭叶酸模 xia ye suan mo

 27  Rumex thyrsiflorus Fingerh.  モウコスイバ 蒙古酸葉
   synonym Rumex acetosa Linnaeus subsp. thyrsiflorus (Fingerhuth) Celakovsky
   synonym Rumex haplorhizus Czernjaev ex Turczaninow
   synonym Rumex thyrsiflorus var. mandshuricus A. Baranov & B. Skvortsov.
 中国、モンゴル、ロシア、カザフスタン、ウズベキスタン、キルギスタン原産。中国名は直根酸模 zhi gen suan mo 。英名はnarrow-leaf sorrel , narrow-leaved garden sorel

 28  Rumex trisetifer Stokes  ニセコガネギシギシ 偽黄金羊蹄
   synonym Rumex chinensis Campdera
   synonym Rumex maritimus auct. non L.
 中国、台湾、インド、ブータン、ラオス、タイ、ミャンマー、ベトナム原産。中国名は长刺酸模 chang ci suan mo 。

 29  交雑種
(1) Rumex crispus L.× R. japonicus Houtt.  アイノコギシギシ
 ギシギシ(R. japonicus)×ナガバギシギシ(R. crispus)
(2) Rumex × abortivus Ruhmer  アレチエゾノギシギシ
 アレチギシギシ(R. conglomeratus)×エゾノギシギシ(R. obtusifolius)
(3) Rumex × oryzetorum Rech.f.  アレチコギシギシ
 アレチギシギシ(R. conglomeratus)×コギシギシ(R. dentatus)
(4) Rumex × schulzei Hausskn.  アレチナガバギシギシ
 アレチギシギシ(R. conglomeratus)×ナガバギシギシ(R. crispus)
(5) Rumex × ogulinensis V.Borbas  オグリギシギシ
 エゾノギシギシ(R. obtusifolius)×ヒョウタンギシギシ(R. pulcher)
(6) Rumex japonicus Houtt. × R. obtusifolius L.  ギシギシモドキ
   synonym Rumex chalepensis auct. non Mill.
 ギシギシ(R. japonicus)×エゾノギシギシ(R. obtusifolius)
(7) Rumex dentatus L. subsp. klotzschianus (Meisn.) Rech.f. × R. obtusifolius L.  コエゾノギシギシ 
 コギシギシ(R. dentatus)×エゾノギシギシ(R. obtusifolius)
(8) Rumex × hybridus Kindb.  トガマダイオウ
   synonym Rumex × togaensis Toshiaki Kawahara 
 ノダイオウ(R. longifolius)×エゾノギシギシ(R. obtusifolius)
 ただし、多数の雑種個体を観察すると、ナガバギシギシとの交雑が類推されるものもある。
春~夏の根出葉は長楕円形、先端は鈍形~鋭形、上面は無毛~ときに有毛、光沢は弱いことが多く、下面は脈上が有毛~わずかに有毛(又はパピラを有する)。花序の側花序は斜上し、主花序からやや離れる。全体として楕円状の花序を形成する。果実はノダイオウに比べるとまばらなことが多い。果実の輪生する節間はやや長く、花序軸が見える(花序の基部で顕著)。内花被片は明瞭な鋸歯縁~低鋸歯縁。瘤状突起は明瞭~不明瞭まで、同一個体内で様々に変異する。形態形質は大きく変異するため、ノダイオウとの区別がしばしば困難となる。果実は稔性が低いものから高いものまで様々。
(9) Rumex × propinquus Aresch.  ナガバノギシギシ
 ナガバギシギシ(R. crispus)×ノダイオウ(R. longifolius)
(10) Rumex × nankingensis Rech.f.  ナンキンギシギシ
 ギシギシ(R. japonicus)×コギシギシ(R. dentatus)
(11) Rumex japonicus Houtt. × R. longifolius DC.  ノギシギシ
 ギシギシ(R. japonicus)×ノダイオウ(R. longifolius)
(12) Rumex × pratensis Mert. et W.D.J.Koch  ノハラダイオウ 
 エゾノギシギシ(R. obtusifolius)×ナガバギシギシ(R. crispus)
(13) Rumex × autranianus Freyn et Sint.  ミヤコダイオウ
 キブネダイオウ( R. nepalensis)×エゾノギシギシ(R. obtusifolius)


 参考

1) Flora of China
 Rumex
 http://www.efloras.org/florataxon.aspx?flora_id=2&taxon_id=128864
2)GRIN
 Rumex
 https://npgsweb.ars-grin.gov/gringlobal/taxonomygenus.aspx?id=10584
3) Flora of North America
 Rumex lapponicus
 http://www.efloras.org/florataxon.aspx?flora_id=1&taxon_id=250060787
4) 植物研究雑誌 Vol 82: No1 (2007). p1-19
 Notes on Polygonaceae in Japan and Its Adjacent Regions (I)
 http://www.jjbotany.com/
5)長野県植物研究会誌 50:31-35(2017)
 マダイオウと雑種ノダイオウの混乱
 https://researchmap.jp/?action=cv_download_main&upload_id=181257
6)PlantNET - FloraOnline
 Rumex brownii Campd.
 http://plantnet.rbgsyd.nsw.gov.au/cgi-bin/NSWfl.pl?page=nswfl&lvl=sp&name=Rumex~brownii
7)Jepson eFlora
 Rumex pulcher
 http://ucjeps.berkeley.edu/eflora/eflora_display.php?tid=42419
8) Bunrui 15(1) 51-55 (2015)
  新産地報告 キブネダイオウの新産地  世羅徹哉、近藤芳子
 https://www.jstage.jst.go.jp/article/bunrui/15/1/15_KJ00009868548/_article

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