トチカガミ科 Hydrocharitaceae
分類 | 被子植物(angiosperm)-単子葉類(Monocots) -オモダカ目(Alismatales) |
【トチカガミ科の属】 Apalanthe、Apertiella、Blyxa(スブタ属)、Egeria(オオカナダモ属)、Elodea(コカナダモ属)、Enhalus(ウミショウブ属)、Halophila(ウミヒルモ属)、Hydrilla(クロモ属)、Hydrocharis(トチカガミ属)、Lagarosiphon、Limnobium(リムノビウム属)、Maidenia、 Najas(イバラモ属)、Nechamandra、Ottelia(ミズオオバコ属)、Stratiotes、Thalassia(リュウキュウスガモ属 )、Vallisneria(セキショウモ属) |
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分布 | 世界に18属約120種が分布し、日本にはウミヒルモ属、クロモ属、スブタ属、セキショウモ属、トチカガミ属、ミズオオバコ属の6属約10種が自生する。 |
特徴 | 1年草又は多年草。沈水性又浮遊性、淡水、汽水、海水中の水生。ある。茎は短く又は長く、ときに匍匐枝を伸ばす。葉は根生又は茎生、互生、対生、類対生、輪生又は偽輪生、無柄又は有柄、普通、基部に鞘がある。花は単性又両性、、放射相称、二裂の仏炎苞=苞鞘(spathe)に包まれ、又は、2個のへら状又はまれにへら状ではない苞の中にある。仏炎苞は無柄又は有柄。雄しべは1個~多数、たまにいくつかの仮雄しべがある。葯は1~4葯室。子房は下位、1室、心皮は2~15個、融合。胚珠は少数~多数、側膜ときに貫入側膜胎座。花柱は2~5個。柱頭は普通2裂。果実は肉質の液果状の蒴果、裂開又は果皮の腐敗により開き、又は痩果。種子は多数、普通、小さい。胚乳は無く、胚は直線状。 |
栽培 | 観賞用に水槽などで栽培されるものもあり、オオカナダモなどが帰化している。 |
オオカナダモ属 | オオカナダモ | Egeria densa Planch. |
クロモ属 | クロモ | Hydrilla verticillata Royle |
トチカガミ属 | トチカガミ | Hydrocharis dubia (Blume) Backer |
ミズオオバコ属 | ミズオオバコ | Ottelia alismoides (L.) Pers. |