ミズオオバコ 水大葉子
Flora of Mikawa
トチカガミ科 Hydrocharitaceae ミズオオバコ属
別 名 | ミズアサガオ、オオオミズオオバコ、マルバノミズオオバコ |
中国名 | 龙舌草 long she cao |
英 名 | ducklettuce , duck lettuce |
学 名 | Ottelia alismoides (L.) Pers. synonym Ottelia japonica Miq. |
花 期 | 8~10月 |
高 さ | 沈水植物 |
生活型 | 1年草 |
生育場所 | 水田、溝 |
分 布 | 在来種 在来種 本州、四国、九州、朝鮮、中国、台湾、インド、東南アジア、アフリカ、オーストラリア |
撮 影 | 新城市 05.9.10 |
葉がオオバコに似ていて、水中に生える。葉は根生し、長さ8~30㎝、幅2~15㎝と幅や大きさの変化が多い。葉の質は薄く、柔らかい。葉脈は透けて見え、横に走る葉脈がある。葉柄には狭い翼がある。水面に伸ばした花茎の先に花を1個つけ、空中で上向きに開花する。花は直径2~3㎝で、淡紅~白色。花冠は薄く、風でちぎれてしまうほど弱く、先が3裂し、筒部が黄色。両性花。雄しべ雌しべともに黄色。雄しべは3個、短く、雌しべは6個、長く、柱頭は2分岐。苞鞘には波状の翼がつく。果実は蒴果、多数のひだがあり、横になって浮かび、熟すと、縦に裂開する。
水深が深いと大型になり、オオミズオオバコと分類されていたこともあったが現在では同一種とされる。2n=44
草本、淡水性。 茎は普通、球茎状。葉はすべて根生、葉柄があり、普通、基部で鞘になる。葉身は水没しているか、とき、浮遊し、線形~広卵形、3~11脈がある。仏炎苞は楕円形または卵形、普通、2~6翼があり、先は2裂または3裂、花が1~多数つく。花は両性または単性、植物は雌雄異株。雄花は花柄が長い。両性葉と雌花は短い花柄か、または花柄が無い。萼片は3個、帯緑色、線形、長円形、または卵形。花弁は3個、色付き、円形~広卵形、萼片よりもはるかに長く幅が広い。雄しべは3~15本。花糸は線形、扁平。葯は横方向に裂開する。仮雄しべは(0または1~)3個、しばしば雌花にある。子房は3、6、または9(またはそれ以上)の心皮があり、胚珠は多数。花柱に柱頭は2個、線形。果実は円筒形、紡錘形、または円錐形。種子は多数、小さく、しばしば毛がある。
世界に約21種あり、熱帯から温帯地域に分布する。
synonym Ottelia japonica Miq.
日本(本州、四国、九州)朝鮮、中国、台湾、インド、東南アジア、アフリカ、オーストラリア原産。中国名は龙舌草 long she cao。英名はducklettuce , duck lettuce。別名はミズアサガ、オオオミズオオバコ、マルバノミズオオバコ。水田、溝に生える。
1年草、沈水植物。葉がオオバコに似ていて、水中に生える。葉は根生し、長さ8~30㎝、幅2~15㎝と幅や大きさの変化が多い。葉の質は薄く、柔らかい。葉脈は透けて見え、横に走る葉脈がある。葉柄には狭い翼がある。水面に伸ばした花茎の先に花を1個つけ、空中で上向きに開花する。花は直径2~3㎝で、淡紅~白色。花冠は薄く、風でちぎれてしまうほど弱く、先が3裂し、筒部が黄色。両性花。雄しべ雌しべともに黄色。雄しべは3個、短く、雌しべは6個、長く、柱頭は2分岐。苞鞘には波状の翼がつく。果実は蒴果、多数のひだがあり、横になって浮かび、熟すと、縦に裂開する。2n=44。花期は8~10月。
Ottelia
Ottelia
Ottelia
Ottelia
水深が深いと大型になり、オオミズオオバコと分類されていたこともあったが現在では同一種とされる。2n=44
ミズオオバコ属
family Hydrocharitaceae - genus Ottelia草本、淡水性。 茎は普通、球茎状。葉はすべて根生、葉柄があり、普通、基部で鞘になる。葉身は水没しているか、とき、浮遊し、線形~広卵形、3~11脈がある。仏炎苞は楕円形または卵形、普通、2~6翼があり、先は2裂または3裂、花が1~多数つく。花は両性または単性、植物は雌雄異株。雄花は花柄が長い。両性葉と雌花は短い花柄か、または花柄が無い。萼片は3個、帯緑色、線形、長円形、または卵形。花弁は3個、色付き、円形~広卵形、萼片よりもはるかに長く幅が広い。雄しべは3~15本。花糸は線形、扁平。葯は横方向に裂開する。仮雄しべは(0または1~)3個、しばしば雌花にある。子房は3、6、または9(またはそれ以上)の心皮があり、胚珠は多数。花柱に柱頭は2個、線形。果実は円筒形、紡錘形、または円錐形。種子は多数、小さく、しばしば毛がある。
世界に約21種あり、熱帯から温帯地域に分布する。
ミズオオバコ属の主な種と園芸品種
1 Ottelia alismoides (L.) Pers. ミズオオバコ 水大葉子synonym Ottelia japonica Miq.
日本(本州、四国、九州)朝鮮、中国、台湾、インド、東南アジア、アフリカ、オーストラリア原産。中国名は龙舌草 long she cao。英名はducklettuce , duck lettuce。別名はミズアサガ、オオオミズオオバコ、マルバノミズオオバコ。水田、溝に生える。
1年草、沈水植物。葉がオオバコに似ていて、水中に生える。葉は根生し、長さ8~30㎝、幅2~15㎝と幅や大きさの変化が多い。葉の質は薄く、柔らかい。葉脈は透けて見え、横に走る葉脈がある。葉柄には狭い翼がある。水面に伸ばした花茎の先に花を1個つけ、空中で上向きに開花する。花は直径2~3㎝で、淡紅~白色。花冠は薄く、風でちぎれてしまうほど弱く、先が3裂し、筒部が黄色。両性花。雄しべ雌しべともに黄色。雄しべは3個、短く、雌しべは6個、長く、柱頭は2分岐。苞鞘には波状の翼がつく。果実は蒴果、多数のひだがあり、横になって浮かび、熟すと、縦に裂開する。2n=44。花期は8~10月。
参考
1) Flora of ChinaOttelia
http://www.efloras.org/florataxon.aspx?flora_id=2&taxon_id=110810
2) Plants of the World Online | Kew ScienceOttelia
http://www.plantsoftheworldonline.org/taxon/urn:lsid:ipni.org:names:30413326-2
3) World Flora OnlineOttelia
http://www.worldfloraonline.org/taxon/wfo-4000027486;jsessionid=C1E5A34489C5E226E39792FEE60C44AB
4) Flora of North America Ottelia
http://www.efloras.org/florataxon.aspx?flora_id=1&taxon_id=123432