メギ科 Berberridaceae
分類 | 被子植物(Angiosperm)-真正双子葉類(Eudicots)-キンポウゲ目(Ranunculales) |
分布 | アフリカ南部とオセアニアを除く、おもに北半球の熱帯から温帯にかけて世界中に約14属約650種があり、そのうち約500種がメギ属である。日本には7属(メギ属、ナンテン属、ルイヨウボタン属、イカリソウ属、トガクシショウマ属、サンカヨウ属、ナンブソウ属)14種が自生する。 |
特徴 | 多年草又は低木、まれに小高木、常緑又は落葉。ときに根茎や塊茎がある。茎は刺が有又は無。葉は互生、対生、又は根生し、単葉又は1~3回羽状複葉又は2~3回3出複葉。托葉は有又は無。葉脈は羽状脈又は掌状脈。花序は頂生又は腋生、総状花序、穂状花序、散形花序、集散花序、円錐花序又は花が束生又は単生。花は有柄又は無柄、両性、放射相称、小苞又は苞が有又は無。花被は普通、2~3数性、まれに欠く。萼片は6~9個、しばしば花弁状、分離、2~3輪につく。花弁は6個、分離、平ら、フード状、袋状、距状。蜜腺は有又は無。雄しべは6個、花弁に対生。葯は2室、バルブ又は縦の隙間から裂開する。子房は上位、明瞭に1心皮。胚珠は多数、まれに1個、縁辺胎座又は基底胎座。花柱は有又は無、ときに果実の嘴として宿存性。果実は液果、袋果、胞果。種子は1個~多数、ときに、仮種皮がある。胚乳は豊富。 |
栽培 | ナンテンやヒイラギナンテンは庭木として栽培されている。イカリソウは民間薬として使われている。 |
イカリソウ属 | イカリソウ | Epimedium grandiflorum C.Morren var. thunbergianum (Miq.) Nakai |
イカリソウ・ピンクエルフ | Epimedium 'Pink Elf' | |
エピメディウム・ペラルデリアヌム | Epimedium perralderianum Coss. | |
キバナイカリソウ | Epimedium koreanum Nakai | |
シロイカリソウ | Epimedium grandiflorum C.Morren var. thunbergianum (Miq.) Nakai form. humile (T.Itô) Nakai. | |
ヒメイカリソウ | Epimedium x youngianum Fisch. et Mey. | |
ナンテン属 | ナンテン | Nandina domestica Tumb. |
ヒイラギナンテン属 | ヒイラギナンテン | Mahonia japonica (Thunb.)DC. |
ヒイラギナンテン・チャリティー | Mahonia × media 'Charity' | |
メギ属 | ヘビノボラズ | Berberis sieboldii Miq. |
メギ | Berberis thunbergii DC. |