マタタビ科 Actinidiaceae

分類 被子植物(angiosperm)-真正双子葉類(Eudicots)-コア真正双子葉類(Core eudicots)-キク上群(Superasterids)-キク類(Asterids) -ツツジ目(Ericales)
分布 アジアを中心に熱帯から温帯にかけて世界に4属350種分布し、日本にはマタタビ属1属だけが自生する。
【マタタビ科の属】
Actinidia(マタタビ属)、Clematoclethra、Palaua(Apatelia)、Saurauia(タカサゴシラタマ属)
特徴 双子葉植物離弁花類、ツツジ目。高木又は低木又はつる性木。葉は互生、単葉、短柄又は長柄、托葉は無い。花は両性又は単性又は雌雄混株又は機能上雌雄異株。花序は普通、花が束生~集散花序~円錐花序。萼片は(2~3)5個、覆瓦状、まれに敷石状。花弁は(4)5個、ときにそれ以上。雄しべは10個~多数、分離又は花弁の基部に合着、子房下生。葯は2室、多方向、先の孔から又は縦に裂開する。子房は上位。花盤は無く、室と心皮は3~5個又はそれ以上。中軸胎座。胚珠は倒生胚珠、種皮が1層、室が10個又はそれ以上。花柱は心皮と同数、分離又は合着(それで1個)、普通、宿存性。果実は液果又は革質の蒴果。種子は仮種皮が無く、普通、大きな胚と豊富な胚乳がある。
栽培  果物のキーウィフルーツは中国原産の果実の改良品種で、世界各地で栽培されている。マタタビは猫の万病薬として有名。
マタタビ属 キウイフルーツ Actinidia chinensis Planch. var. deliciosa (A. Chev.) A. Chev.
サルナシ Actinidia arguta (Sieb. et Zucc.) Miq.
ミヤママタタビ Actinidia kolomikta (Rupr. et Maxim.) Maxim.
マタタビ Actinidia polygama (Sieb. et Zucc.) Planch. ex Maxim.