ケシロヨメナ 毛白嫁菜
Flora of Mikawa
キク科 Asteraceae シオン属
学 名 | Aster ageratoides Turcz. var. intermedius (Soejima) Mot.Ito et Soejima synonym Aster leiophyllus Franch. et Sav. var. intermedius Soejima |
花 期 | (8)9~11月 |
高 さ | 30~100㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 山地の林縁、林内 |
分 布 | 在来種(日本固有変種) 本州(中部地方以西)、四国、九州(北部) |
撮 影 | 新城市 14.9.29 |
染色体数2n=36の4倍体がシロヨメナとイナカギクの中間的な形質を示し、シロヨメナの変種として分類されている。葉裏や茎に短毛が多く、長軟毛が少ない。ビロード状でなく、手触りがざらつく。頭花は直径約1.5㎝。4倍体2n=36
シロヨメナは全体に毛が少なく、まばら。茎は直立~やや斜上し、やや紫色を帯び、下部はほぼ無毛。葉は長さ5~15㎝、幅2~5㎝、先が尖り、長楕円状披針形、3脈が目立ち、下部の葉では粗い鋸歯がある。葉に毛がほとんどないため、葉裏の脈が目立ち、ざらつかない。基部はくさび形で、根元に近いところでくびれてやや翼状になり、柄はほとんどない。花柄は長さ0.5~3㎝。花は普通、白色で、直径1.5~2㎝と小型。総苞は長さ約4㎜、筒形~球形。総苞片は3列。果実は長さ2~3㎜、冠毛の長さ3~4㎜。2n=18,(45),54
分類が難しく、学名には諸説ある。Aster ageratoidesは中国、台湾、朝鮮にも分布する。花が紫色を帯び、日本のシロヨメナとはやや異なるところもある。日本のシロヨメナでも、四国には紫色を帯びるものが多い。
ナガバシロヨメナvar. tenuifolius は渓流型の変種。葉が細いのが特徴。変異が連続的である。
アキハギク Aster sugimotoi は明瞭な葉柄がある。
イナカギク(ヤマシロギク)は茎や葉にビロード状の白毛が密生し、葉の基部がやや茎を抱く。葉裏に長軟毛がある。
ノコンギクは茎や葉に短毛があってざらつき、葉がやや丸く、葉柄があり、頭花が大きい。ノコンギクの葉の細いもの(変種のホソバコンギクとされる場合もある。)と見間違えやすい。
シロヨメナは全体に毛が少なく、まばら。茎は直立~やや斜上し、やや紫色を帯び、下部はほぼ無毛。葉は長さ5~15㎝、幅2~5㎝、先が尖り、長楕円状披針形、3脈が目立ち、下部の葉では粗い鋸歯がある。葉に毛がほとんどないため、葉裏の脈が目立ち、ざらつかない。基部はくさび形で、根元に近いところでくびれてやや翼状になり、柄はほとんどない。花柄は長さ0.5~3㎝。花は普通、白色で、直径1.5~2㎝と小型。総苞は長さ約4㎜、筒形~球形。総苞片は3列。果実は長さ2~3㎜、冠毛の長さ3~4㎜。2n=18,(45),54
分類が難しく、学名には諸説ある。Aster ageratoidesは中国、台湾、朝鮮にも分布する。花が紫色を帯び、日本のシロヨメナとはやや異なるところもある。日本のシロヨメナでも、四国には紫色を帯びるものが多い。
ナガバシロヨメナvar. tenuifolius は渓流型の変種。葉が細いのが特徴。変異が連続的である。
アキハギク Aster sugimotoi は明瞭な葉柄がある。
イナカギク(ヤマシロギク)は茎や葉にビロード状の白毛が密生し、葉の基部がやや茎を抱く。葉裏に長軟毛がある。
ノコンギクは茎や葉に短毛があってざらつき、葉がやや丸く、葉柄があり、頭花が大きい。ノコンギクの葉の細いもの(変種のホソバコンギクとされる場合もある。)と見間違えやすい。