ナガバシロヨメナ 長葉白嫁菜
Flora of Mikawa
キク科 Asteraceae シオン属
別 名 | イワバノギク |
学 名 | Aster ageratoides Turcz. var. tenuifolius Kitam. synonym Aster leiophyllus Franch. & Sav. var. tenuifolius (Kitam.) H.Hara synonym Aster ageratoides Turcz. var. harae (Makino) Kitam. f. tenuifolius (Kitam.) Ohwi |
花 期 | 8~11月 |
高 さ | 30~100㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 山地の林縁、林内 |
分 布 | 在来種 本州、四国、九州、朝鮮、中国、台湾 |
撮 影 | 寸又峡 07.8.5 |
渓流型の変種。葉が小型で、細長いのが特徴。変異が連続的である。顕著に葉が小型で、細くなるものをイワバノギクと分類することもあったが、現在は同一変種として扱うのが普通。
シロヨメナAster ageratoides var. ageratoides は山に多く、林縁などの半陰地に生える。全体に毛は少なく、まばら。茎は直立~やや斜上し、やや紫色を帯び、下部はほぼ無毛。葉は長さ5~15㎝、幅2~5㎝、先が尖り、長楕円状披針形、3脈が目立ち、下部の葉では粗い鋸歯がある。葉に毛がほとんどないため、葉裏の脈が目立ち、ざらつかない。基部はくさび形で、根元に近いところでくびれてやや翼状になり、柄はほとんどない。花柄は長さ0.5~3㎝。花は普通、白色で、直径約1.5~2㎝と小型。総苞は筒形~球形。総苞片は3列。果実は長さ2~3㎜、冠毛の長さ3~4㎜。2n=18,(45),54
ケシロヨメナAster leiophyllus var. intermedius は葉裏に短毛が多く、長軟毛が少ない。4倍体2n=36
ノコンギクは茎や葉に短毛があってざらつき、葉がやや丸く、葉柄があり、頭花が大きい。ノコンギクの葉の細いもの(変種のホソバコンギクとされる場合もある。)と見間違えやすい。
イナカギク(ヤマシロギク)は茎や葉にビロード状の白毛が密生し、葉の基部がやや茎を抱く。葉裏に長軟毛がある。
シロヨメナAster ageratoides var. ageratoides は山に多く、林縁などの半陰地に生える。全体に毛は少なく、まばら。茎は直立~やや斜上し、やや紫色を帯び、下部はほぼ無毛。葉は長さ5~15㎝、幅2~5㎝、先が尖り、長楕円状披針形、3脈が目立ち、下部の葉では粗い鋸歯がある。葉に毛がほとんどないため、葉裏の脈が目立ち、ざらつかない。基部はくさび形で、根元に近いところでくびれてやや翼状になり、柄はほとんどない。花柄は長さ0.5~3㎝。花は普通、白色で、直径約1.5~2㎝と小型。総苞は筒形~球形。総苞片は3列。果実は長さ2~3㎜、冠毛の長さ3~4㎜。2n=18,(45),54
ケシロヨメナAster leiophyllus var. intermedius は葉裏に短毛が多く、長軟毛が少ない。4倍体2n=36
ノコンギクは茎や葉に短毛があってざらつき、葉がやや丸く、葉柄があり、頭花が大きい。ノコンギクの葉の細いもの(変種のホソバコンギクとされる場合もある。)と見間違えやすい。
イナカギク(ヤマシロギク)は茎や葉にビロード状の白毛が密生し、葉の基部がやや茎を抱く。葉裏に長軟毛がある。