センリョウ科 Chloranthaceae

分類 被子植物(angiosperm)-基部被子植物(Basal angiosperms)-センリョウ目(Chloranthales)
分布 熱帯中心に世界に約5属60種が分布し、日本では1属4種(センリョウ、ヒトリシズカ、キビノヒトリシズカ、フタリシズカ)が自生する。
特徴 多年草又は木本。葉は対生又は輪生、鋸歯縁。托葉は小さい。花序は穂状花序、円錐花序、頂生又は腋生。花は小さく、両性又は単性で、花被がない。雄しべは普通3個、まれに1個、卵形又は披針形、ときに長くなり線形。葯は1又は2室。雄しべが3個なら、中央の葯は2室又は0、側葯は1室ずつ。雄しべが1個のときは葯は2室。子房は1室。胚珠は1個、垂れ下がり、直生。花柱は普通無く、まれに有る。柱頭は切形又は分割。核果は球形~卵形~洋ナシ形。
栽培 赤い小さな実がなるセンリョウは、縁起の良い庭木としてよく栽培され、正月用の切花飾りとしても親しまれている。
センリョウ属 キミノセンリョウ Sarcandra glabra (Thunb.) Nakai forma flava Makino
センリョウ Sarcandra glabra (Thunb.) Nakai
チャラン属  ヒトリシズカ Chloranthus japonicus Siebold
フタリシズカ Chloranthus serratus (Thunb.) Roem. et Schult.