フタリシズカ 二人静
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Flora of Mikawa
センリョウ科 Chloranthaceae チャラン属
中国名 | 及已 ji ji |
学 名 | Chloranthus serratus (Thunb.) Roem. et Schult. |
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

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
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花 期 | 4~6月 |
高 さ | 15~50㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 山地の林内 |
分 布 | 在来種 日本(北海道、本州、四国、九州)、千島列島、中国 |
撮 影 | 設楽町 13.5.22 |
和名の由来は花穂が2個のため、ヒトリシズカに対比してつけられたもの。
根茎は平伏し、短く、太く、直径約3㎜、多数の黄褐色の繊維状の根がつく。茎は1又は小束状に数本、直立し、明瞭な節があり、無毛、基部の節に1対の鱗片状の葉がつく。鱗片状の葉は対生し、三角形、膜質。葉は対生し、節間が狭く、茎の上部に4~6個、輪生状に集まってつき、葉柄は長さ0.8~2.5㎝。葉身は楕円形~倒卵形~卵状披針形~類円形~広楕円形、ときに卵状楕円形~長楕円形、長さ7~15㎝、幅3~6㎝、紙質、腺点のある微凸形、葉裏の脈に沿って短毛があり、基部は楔形、縁は鋸歯縁、先は次第に狭まり又は楔形。側脈は6~8対。穂状花序は頂生、ときに腋生、1~3分枝する。葉腋に閉鎖花をつける小さな花序を出す。花序柄は長さ1~3.5㎝。苞は三角形又は近半円形、普通、先に数個の歯がある。花は白色。雄しべ3個。葯隔は長楕円形、基部で収束して子房の先端の外側に合着する。中央雄しべの葯隔は内向し、長さ2~3㎜、側雄しべの葯隔にほぼ等しいかわずかに長く、2室の葯室をもつ。側雄しべの葯隔は、1室の葯をそれぞれつける。葯室は葯隔の中間や先端部分につく。子房は卵形、花柱は欠く。柱頭は太く、短い。核果は緑色、長さ約3㎜、球形又は洋ナシ形。2n=28,30
根茎は平伏し、短く、太く、直径約3㎜、多数の黄褐色の繊維状の根がつく。茎は1又は小束状に数本、直立し、明瞭な節があり、無毛、基部の節に1対の鱗片状の葉がつく。鱗片状の葉は対生し、三角形、膜質。葉は対生し、節間が狭く、茎の上部に4~6個、輪生状に集まってつき、葉柄は長さ0.8~2.5㎝。葉身は楕円形~倒卵形~卵状披針形~類円形~広楕円形、ときに卵状楕円形~長楕円形、長さ7~15㎝、幅3~6㎝、紙質、腺点のある微凸形、葉裏の脈に沿って短毛があり、基部は楔形、縁は鋸歯縁、先は次第に狭まり又は楔形。側脈は6~8対。穂状花序は頂生、ときに腋生、1~3分枝する。葉腋に閉鎖花をつける小さな花序を出す。花序柄は長さ1~3.5㎝。苞は三角形又は近半円形、普通、先に数個の歯がある。花は白色。雄しべ3個。葯隔は長楕円形、基部で収束して子房の先端の外側に合着する。中央雄しべの葯隔は内向し、長さ2~3㎜、側雄しべの葯隔にほぼ等しいかわずかに長く、2室の葯室をもつ。側雄しべの葯隔は、1室の葯をそれぞれつける。葯室は葯隔の中間や先端部分につく。子房は卵形、花柱は欠く。柱頭は太く、短い。核果は緑色、長さ約3㎜、球形又は洋ナシ形。2n=28,30