タケトアゼナ
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Flora of Mikawa
アゼナ科 Linderniaceae アゼナ属
別 名 | アメリカアゼナRタイプ |
英 名 | false pimpernel, yellowseed false pimpernel |
学 名 | Lindernia dubia (L.) Pennell var. dubia(Rtype) |
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花 期 | 8~10月 |
高 さ | 10~15㎝ |
生活型 | 1年草 |
生育場所 | 田の畔、湿った場所 |
分 布 | 帰化種 北アメリカ、南アメリカ原産 |
撮 影 | 幸田町 05.9.24 |
ゴマノハグサ科からオオバコ科に移されたが、APG III(2009年版)ではアゼナ科として分離された。
var. dubia とvar. major はUSDA(ARS)ではSynonym とされ、var. majorはvar. dubiaに含め、あまり使われていない学名である。分ける場合にはvar. dubiaに両者を含め、アメリカアゼナをCタイプ、タケトアゼナをRタイプと分けるのが普通である。アメリカアゼナvar. major とタケトアゼナvar. dubiaに分ける見解があり、これに従った。しかし、タケトアゼナとアメリカアゼナとが混生していることもよくあり、分類は難しい。
茎の中部以上の葉の基部が円形~惰円形で、茎を抱く。茎下部の葉の基部は楔形、最下部の葉だけ基部が楔形となることが多い。葉には2、3対の鋸歯があるが、アメリカアゼナに比べて不明瞭。花柄の長さは苞葉の1~1.5倍。花は白色~淡青紫色、花の下唇に紫色の斑紋がつくことが多い。雄しべは4個つき、下側の2個は葯がない仮雄ずいとなっている。果実の先は尖る。種子は長さ0.3~0.4(実測0.3~0.38)㎜、横の隆起線がある。
アメリカアゼナは葉は縁に低い明瞭な鋸歯があり、基部は楔形、花柄は苞葉の長さの0.5~1倍。
在来種のアゼナは葉に鋸歯がなく、葉の基部がやや狭まり、3~5脈がはっきり見える。雄しべは4個全てに葯があり、種子に隆起した横線がない。
ヒメアメリカアゼナは葉の形がタケトアゼナに似るが、鋸歯がはっきりし、花柄の長さが苞葉の2~3倍と長い。
var. dubia とvar. major はUSDA(ARS)ではSynonym とされ、var. majorはvar. dubiaに含め、あまり使われていない学名である。分ける場合にはvar. dubiaに両者を含め、アメリカアゼナをCタイプ、タケトアゼナをRタイプと分けるのが普通である。アメリカアゼナvar. major とタケトアゼナvar. dubiaに分ける見解があり、これに従った。しかし、タケトアゼナとアメリカアゼナとが混生していることもよくあり、分類は難しい。
茎の中部以上の葉の基部が円形~惰円形で、茎を抱く。茎下部の葉の基部は楔形、最下部の葉だけ基部が楔形となることが多い。葉には2、3対の鋸歯があるが、アメリカアゼナに比べて不明瞭。花柄の長さは苞葉の1~1.5倍。花は白色~淡青紫色、花の下唇に紫色の斑紋がつくことが多い。雄しべは4個つき、下側の2個は葯がない仮雄ずいとなっている。果実の先は尖る。種子は長さ0.3~0.4(実測0.3~0.38)㎜、横の隆起線がある。
アメリカアゼナは葉は縁に低い明瞭な鋸歯があり、基部は楔形、花柄は苞葉の長さの0.5~1倍。
在来種のアゼナは葉に鋸歯がなく、葉の基部がやや狭まり、3~5脈がはっきり見える。雄しべは4個全てに葯があり、種子に隆起した横線がない。
ヒメアメリカアゼナは葉の形がタケトアゼナに似るが、鋸歯がはっきりし、花柄の長さが苞葉の2~3倍と長い。