シロバナコウシンヤマハッカ 白花甲信山薄荷

mark

Flora of Mikawa

シソ科 Lamiaceae ヤマハッカ属

学 名 Isodon umbrosus (Maxim.) H.Hara var. latifolius Okuyama form. albescens (Okuyama) Okuyama ex K.Asano
シロバナコウシンヤマハッカ花正面
シロバナコウシンヤマハッカ花
シロバナコウシンヤマハッカ萼
シロバナコウシンヤマハッカ茎
シロバナコウシンヤマハッカ
シロバナコウシンヤマハッカの葉
花 期 9~10月
高 さ 60~90㎝
生活型 多年草
生育場所 山地の木陰
分 布 在来種(日本固有種)  本州(山梨県、長野県南部、静岡県、愛知県)
撮 影 面の木園地  09.9.14
カメバヒキオコシの変種のコウシンヤマハッカの白花品種。葉先は3裂しない。
 葉は対生し、柄があり、長さ5~10㎝、幅4~7㎝の卵形~狭卵形、鋭鋸歯縁、先が長く尖り、葉先が3裂しない。花は茎頂の総状花序に多数つく。ヤマハッカより花柄が長く、やや垂れ下がりぎみに花がつく。花冠は短毛があり、白色、上唇は4裂し、班紋はなく、下唇の縁が内巻きになって突き出す。雄しべ、雌しべとも花冠より短くて見えない。萼は2唇形、上側の3裂する萼歯の方が下側より長い。果実は4分果。
 コウシンヤマハッカは花が青紫色。
 カメバヒキオコシは葉先が3裂する。
 ヤマハッカは葉の幅が広く、葉先の尖り方が少ない。葉縁の鋸歯もやや鈍い。