オヤマソバ 御山蕎麦
Flora of Mikawa
タデ科 Polygonaceae イヌタデ属
学 名 |
Persicaria nakaii (H.Hara) Cubey synonym Aconogonon nakaii (H.Hara) H.Hara synonym Pleuropteropyrum nakaii Hara synonym Polygonum nakaii (Hara) Ohwi |
花 期 | 7~9月 |
高 さ | 15~50㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 高山帯の砂礫地 |
分 布 | 在来種(日本固有種) 北海道、本州(中部地方以北) |
撮 影 | 八方尾根 07.7.28 |
オヤマソバはオンタデ属(Aconogonon)とされていたが、現在ではKew(POWO)ではイヌタデ属とされている。オンタデ属はチシマミチヤナギ属(Koenigia)に合併された。類似のオンタデ(Koenigia weyrichii subsp. savatieri )やウラジロタデ(Koenigia weyrichii )はチシマミチヤナギ属であり、オンタデはウラジロタデの亜種と分類されているが、Kew(POWO)ではウラジロタデに含められている。
多年草、根茎がある。高さ15~50㎝。茎は直立し、よく分枝して、紅色を帯び、枝はジグザグに曲がる。葉は互生し、葉柄は短く、長さ5~10㎜。葉身は卵形、長さ4~12㎝×幅2~5㎝、基部は円形~広くさび形、縁は全縁で、まばらに繊毛があり、両面とも無毛、下面の脈上に伏毛がある。托葉鞘は長さ5~7㎜、膜質、上半分が褐色、無毛または直軟毛がある。雌雄同株。総状花序は頂生し、円錐花序状、長さ4~5㎝、花が多数つく。花は両性、直径約3㎜、普通は白色~黄白色だが、淡紅色を帯びるものもある。花被は5深裂し、裂片は長さ約3㎜。雄しべは8本、長さは花被のほぼ半長。花柱は3本。痩果は長さ3~3.5㎜、宿存する花被より、やや長く、3稜形、褐色、光沢がある。花期は7~9月。
多年草、根茎がある。高さ15~50㎝。茎は直立し、よく分枝して、紅色を帯び、枝はジグザグに曲がる。葉は互生し、葉柄は短く、長さ5~10㎜。葉身は卵形、長さ4~12㎝×幅2~5㎝、基部は円形~広くさび形、縁は全縁で、まばらに繊毛があり、両面とも無毛、下面の脈上に伏毛がある。托葉鞘は長さ5~7㎜、膜質、上半分が褐色、無毛または直軟毛がある。雌雄同株。総状花序は頂生し、円錐花序状、長さ4~5㎝、花が多数つく。花は両性、直径約3㎜、普通は白色~黄白色だが、淡紅色を帯びるものもある。花被は5深裂し、裂片は長さ約3㎜。雄しべは8本、長さは花被のほぼ半長。花柱は3本。痩果は長さ3~3.5㎜、宿存する花被より、やや長く、3稜形、褐色、光沢がある。花期は7~9月。