オオバジャノヒゲ 大葉蛇の髭
Flora of Mikawa
キジカクシ科 Asparagaceae ジャノヒゲ属
英 名 | black mondo |
学 名 | Ophiopogon planiscapus Nakai |
花 期 | 6~7月 |
高 さ | 15~30㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 山野の林内 |
分 布 | 在来種(日本固有種) 本州、四国、九州 |
撮 影 | 設楽町 03.7.5 |
オオバジャノヒゲはキジカクシ科ジャノヒゲ属の多年草。観賞用に栽培され、いくつかの園芸品種もある。
常緑多年草、高さ15~30㎝。匐枝を伸ばし、叢生する。根の先がところどころ紡錘状に太くなる。葉は長さ15~30㎝×幅4~7㎜、厚みがある。花茎は長さ15~25㎝、幅太く、しっかり立ちあがってつき、花を下向きにつける。花は数個ずつ、束生する。花茎は高さ20~30㎝、直立し、扁平。花は長さ6~7㎜×直径6~7㎜。花被片は6個、長さ6~7㎜、淡紫色~白色。雄しべ6個、花糸はごく短い。葯は黄色、細長く、先が尖る。花柱は円柱状、柱頭はわずかに3裂する。種子は直径3~5(~9)㎜、光沢の無い(鈍い)灰緑黒色に熟す。花期は6~7月。
園芸品種) 'Aztec Prince' (PBR) , 'Black Beard' , 'Black Needle' , 'Black Smaragd' , 'Edge of Night , 'Kansu' , 'Kokuryu' , 'Little Tabby' (v) , 'Nigra' , 'Nigrescens' , 'Silver Ribbon' , 'Silvershine' , 'Yapard' (PBR)
'Nigrescens'は葉が黒色を帯び、長さ20~30㎝、種子も帯黒色で光沢がある。
ジャノヒゲは葉幅が狭く、種子は深青色。
ノシランも園芸種としてよく植えられている。オオバジャノヒゲより大型で、高さは30~80㎝あり、葉の幅が10~15㎜。開花がやや遅く8月頃。苞が披針形。種子はコバルト色、倒卵形~楕円形。
ヤブランは種子が黒紫色。花糸が明らかにあり、葯の先が尖らない。
常緑多年草、高さ15~30㎝。匐枝を伸ばし、叢生する。根の先がところどころ紡錘状に太くなる。葉は長さ15~30㎝×幅4~7㎜、厚みがある。花茎は長さ15~25㎝、幅太く、しっかり立ちあがってつき、花を下向きにつける。花は数個ずつ、束生する。花茎は高さ20~30㎝、直立し、扁平。花は長さ6~7㎜×直径6~7㎜。花被片は6個、長さ6~7㎜、淡紫色~白色。雄しべ6個、花糸はごく短い。葯は黄色、細長く、先が尖る。花柱は円柱状、柱頭はわずかに3裂する。種子は直径3~5(~9)㎜、光沢の無い(鈍い)灰緑黒色に熟す。花期は6~7月。
園芸品種) 'Aztec Prince' (PBR) , 'Black Beard' , 'Black Needle' , 'Black Smaragd' , 'Edge of Night , 'Kansu' , 'Kokuryu' , 'Little Tabby' (v) , 'Nigra' , 'Nigrescens' , 'Silver Ribbon' , 'Silvershine' , 'Yapard' (PBR)
'Nigrescens'は葉が黒色を帯び、長さ20~30㎝、種子も帯黒色で光沢がある。
ジャノヒゲは葉幅が狭く、種子は深青色。
ノシランも園芸種としてよく植えられている。オオバジャノヒゲより大型で、高さは30~80㎝あり、葉の幅が10~15㎜。開花がやや遅く8月頃。苞が披針形。種子はコバルト色、倒卵形~楕円形。
ヤブランは種子が黒紫色。花糸が明らかにあり、葯の先が尖らない。