ナガバギシギシ 長葉羊蹄
Flora of Mikawa
タデ科 Polygonaceae ギシギシ属
中国名 | 皱叶酸模 zhou ye suan mo |
英 名 | curly dock |
学 名 | Rumex crispus L. |
花 期 | 5~7月 |
高 さ | 40~150㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 道端、荒地 |
分 布 | 帰化種 ヨーロッパ、西アジア原産 |
撮 影 | 蒲郡市形原町 09.5.11 |
茎は直立して、多数、枝分かれする。下部の葉は長楕円形で、長い柄があり、縁は細かく波打つ。上につくほど葉は小さくなり、柄が短く、上部では苞葉となる。葉先は丸く、基部は楔形。花は長い総状花序につき、多段に密に輪生する。雌雄同株、両性花と雌花がある。花は外花被3個、内花被3個、雄しべ6個、雌しべ1個からなる。雌しべは3個の花柱があり、柱頭は細かく裂ける。果実(痩果)は3個の内花被が大きくなり果実を包む。果実の内花被は広卵形、全縁で、先が丸く、中央にこぶ状の突起がある。こぶ状の突起の大きさはバラつく。ここに果実が入っているのではなく、内花被3個に包まれて1個だけ果実が入る。内花被の内側はやや凹む程度で、ほぼ平らである。果実は3稜形、茶褐色。2n=60
アレチギシギシは果実が小さく、果実の内花被は長卵形、全縁。
ギシギシの葉の縁は大きく波打ち、果実の内花被は広卵形で、浅い鋸歯がある。
エゾノギシギシやコギシギシの果実の内花被には縁に長い突起がある。
アレチギシギシは果実が小さく、果実の内花被は長卵形、全縁。
ギシギシの葉の縁は大きく波打ち、果実の内花被は広卵形で、浅い鋸歯がある。
エゾノギシギシやコギシギシの果実の内花被には縁に長い突起がある。