アレチギシギシ 荒地羊蹄
Flora of Mikawa
タデ科 Polygonaceae ギシギシ属
英 名 | cluster dock, clustered green dock |
学 名 | Rumex conglomeratus Murr. |
花 期 | 6~7月 |
高 さ | 30~80(150)㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 道端、荒地 |
分 布 | 帰化種 ユーラシア大陸原産 |
撮 影 | 蒲郡市西浦町 09.5.30 |
茎は直立し、細く、他のギシギシより外観は弱々しい。根生葉は花期にはない。茎葉は長さ(5)10~30㎝、幅2.5~6㎝、やや薄く、長楕円状披針形、長い柄があり、縁は波打ち、鋭頭(鈍頭)、基部は浅い心形。葉の中央脈に平行して数本の脈状の隆起線が目立つことが多い。上部の葉ほど小さくなり、苞葉となる。花期はナガバギシギシよりやや遅い。花茎は枝別れして節間が長く、節ごとに密生して花を輪生する。小花梗は長さ1~4(5)㎜。花は小さく、内花被は長さ2~3㎜、1~1.6(2)㎜。果実(痩果)はギシギシの中で最も小さく、果実を包む3個の内花被は長卵形、全縁、中央のこぶ状突起も、赤色を帯びることが多い。果実は長さ1.5~2㎜、幅1~1.6(2)㎜、暗褐色。2n=20
ギシギシは果実の内花被に浅い鋸歯がある。ナガバギシギシは果実の内花被の幅が広く、広卵形、全縁。エゾノギシギシは果実の内花被の縁に長く突き出た突起がある。
ギシギシは果実の内花被に浅い鋸歯がある。ナガバギシギシは果実の内花被の幅が広く、広卵形、全縁。エゾノギシギシは果実の内花被の縁に長く突き出た突起がある。