モモイロヒルザキツキミソウ 桃色昼咲月見草
Flora of Mikawa
アカバナ科 Onagraceae マツヨイグサ属
英 名 | pink showy eveningprimrose , pinkladies |
学 名 | Oenothera speciosa Nutt. var. childsii (L.H.Bailey) Munz |
花 期 | 5~8月 |
高 さ | 10~50cm |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 道端、草地 |
分 布 | 帰化種 北アメリカ原産 |
撮 影 | 蒲郡市形原町 12.5.26 |
観賞用に輸入され、野生化したもので、最近では道端でよく見かけられる。横に伸びる根茎で群生する。茎は斜上から直立し、下部は木質化する。葉は互生し、茎生、長さ2.5~8㎝の倒披針形~惰円形、波状の鋸歯~ほぼ全縁。花弁は4個、長さ25~40㎜、花色は淡紅色(ピンク)。花弁のすぐ下に萼片4個があり、片側へ捲れ上がる。萼片は長さ15~30㎜。花托筒は長さ10~23㎜、下部の子房へと続く。花托筒が長いのがこの属の特徴。雄しべ8個。雌しべの柱頭は十字形。花が終わると花托筒から上は落ちる。果実は長さ10~25㎜、棍棒状、8稜がある。種子は長さ1~1.5㎜。
ヒルザキツキミソウは花が白色で、しぼむと短紅色に変わる。ここではモモイロヒルザキツキミソウを変種として扱っているが、花の淡紅色のものも含めてヒルザキツキミソウOenothera speciosa Nuttとして扱うことも多い。
同じアカバナ科のアカバナやチョウジタデは長い花托筒がなく、子房が長く、チョウジタデは長い果実の先に萼片が残る。
ヒルザキツキミソウは花が白色で、しぼむと短紅色に変わる。ここではモモイロヒルザキツキミソウを変種として扱っているが、花の淡紅色のものも含めてヒルザキツキミソウOenothera speciosa Nuttとして扱うことも多い。
同じアカバナ科のアカバナやチョウジタデは長い花托筒がなく、子房が長く、チョウジタデは長い果実の先に萼片が残る。