ミドリハコベ 緑繁縷
Flora of Mikawa
ナデシコ科 Caryophyllaceae ハコベ属
別 名 | ハコベ |
中国名 | 鸡肠繁缕 ji chang fan lu |
英 名 | greater chickweed |
学 名 | Stellaria neglecta Weihe Stellaria media (L.) Vill. subsp. neglecta (Weihe) Murb. |
花 期 | 3~9月 |
高 さ | (10)30~60(80)㎝ |
生活型 | 1・2年草 |
生育場所 | 道端、山野 |
分 布 | 在来種 日本全土、台湾、中国、アフガニスタン、カザフスタン、ネパール、ロシア、イギリス、ヨーロッパ南部、北アフリカ、アジア西南部 |
撮 影 | 蒲郡市形原町 02.3.21 |
春の七草の1つ。U.S.A.にも帰化している。
茎の片側に1列に毛が生える。コハコベとは異なり、茎は暗紫色を帯びず、全体に緑色であり、ミドリハコベと呼ばれる。葉は長さ(15)20~30((U.S.A:5~40)㎜、幅5~13(U.S.A:2~18)㎜。上部の葉は無柄、大きくなり、これに比し、下部の葉は小さく葉柄がある。花は直径約10(U.S.A:.5~7)㎜。萼片は5個、長さ3~4(5)(U.S.A:.5~6.5)㎜、白毛と腺毛があり、果時には大きくなる。ハコベ類は花弁が基部まで裂け、10個の花弁のように見える。花弁は萼片と同じかわずかに長い(U.S.A.:2~5㎜ 又は萼片の長さの0.5~0.7倍と短い)。雌しべ1個、花柱は3個。雄しべ(5又は6)8~10個(U.S.A:8~10個)。蒴果は(U.S.A:長さ5~7㎜)、熟すと、先が6裂する。種子は直径約1.5(U.S.A:1.1~1.7)㎜の円盤形、周囲に三角状の尖った突起がある。2n=22
U.S.A:は数値がやや違うFlora of North Americaのデータ。
類似の外来種のコハコベはやや小形で、茎は暗紫色を帯びることが多く、種子の突起が低く、突起の先が丸い。茎が緑色のものはミドリハコベと見分けが難しく、雄しべの数が5個以上のときは種子の確認が必要。雄しべの数が4個以下であればコハコベである。
茎が帯紫色のミドリハコベを新城市内で見つけた。茎が紫色を帯びているが、雄しべが8個以上あった。まだ、果実は未確認であるが、花や葉の大きさなどからミドリハコベと判断した。
イヌコハコベは白色の花弁がない。
ウシハコベは大形で、葉の脈が深く、葉が波打ち、花柱が5個ある。
萼片が小さく無毛なのがノミノフスマである。
茎の片側に1列に毛が生える。コハコベとは異なり、茎は暗紫色を帯びず、全体に緑色であり、ミドリハコベと呼ばれる。葉は長さ(15)20~30((U.S.A:5~40)㎜、幅5~13(U.S.A:2~18)㎜。上部の葉は無柄、大きくなり、これに比し、下部の葉は小さく葉柄がある。花は直径約10(U.S.A:.5~7)㎜。萼片は5個、長さ3~4(5)(U.S.A:.5~6.5)㎜、白毛と腺毛があり、果時には大きくなる。ハコベ類は花弁が基部まで裂け、10個の花弁のように見える。花弁は萼片と同じかわずかに長い(U.S.A.:2~5㎜ 又は萼片の長さの0.5~0.7倍と短い)。雌しべ1個、花柱は3個。雄しべ(5又は6)8~10個(U.S.A:8~10個)。蒴果は(U.S.A:長さ5~7㎜)、熟すと、先が6裂する。種子は直径約1.5(U.S.A:1.1~1.7)㎜の円盤形、周囲に三角状の尖った突起がある。2n=22
U.S.A:は数値がやや違うFlora of North Americaのデータ。
類似の外来種のコハコベはやや小形で、茎は暗紫色を帯びることが多く、種子の突起が低く、突起の先が丸い。茎が緑色のものはミドリハコベと見分けが難しく、雄しべの数が5個以上のときは種子の確認が必要。雄しべの数が4個以下であればコハコベである。
茎が帯紫色のミドリハコベを新城市内で見つけた。茎が紫色を帯びているが、雄しべが8個以上あった。まだ、果実は未確認であるが、花や葉の大きさなどからミドリハコベと判断した。
イヌコハコベは白色の花弁がない。
ウシハコベは大形で、葉の脈が深く、葉が波打ち、花柱が5個ある。
萼片が小さく無毛なのがノミノフスマである。