イヌコハコベ 犬小繁縷
Flora of Mikawa
ナデシコ科 Caryophyllaceae ハコベ属
英 名 | Lesser chickweed |
中国名 | 无瓣繁缕 wu ban fan lu |
学 名 | Stellaria pallida (Dumort.) Crep. |
花 期 | 3~9月 |
高 さ | 7~20(50)㎝ |
生活型 | 越年草 |
生育場所 | 道端、畑地 |
分 布 | 帰化種 ヨーロッパ南西部原産 |
撮 影 | 蒲郡市形原町 06.4.8 |
白い花弁がないのでよく見ないと気づかないが、コハコベに混じって生えていることも多く、最近ではどこでも見られる。自家受粉し、閉鎖花もつける。全体に小型で花弁がなく、萼の基部に紫色のしみが出ることがあるのが特徴。
茎も暗紫色を帯びる。葉は対生し、長さ(3)5~15(45)㎜の卵形、葉柄の基部が紫色を帯びることが多い。苞葉は長さ2~10㎜の披針形。花は直径2~3㎜。萼は長さ2~3㎜、果時に長さ4㎜以下、毛が生え、萼の基部に不規則な紫色のしみがでる。毛が無いものもあり、紫色のしみの無いこともある。花には花弁がなく、萼片の縁が花弁のような薄い鱗片状になる。花が落ちやすく、花柄の棒だけになっているのが目立つ。雄しべ3~5個、まれに無いものもある。蒴果は長さ2~4(5)㎜、熟すと先が6裂する。種子は直径(0.5)0.7~0.8(0.9)㎜、五角や六角に角張っている。2n=22
ミドリハコベやコハコベには白色の5弁がある。
茎も暗紫色を帯びる。葉は対生し、長さ(3)5~15(45)㎜の卵形、葉柄の基部が紫色を帯びることが多い。苞葉は長さ2~10㎜の披針形。花は直径2~3㎜。萼は長さ2~3㎜、果時に長さ4㎜以下、毛が生え、萼の基部に不規則な紫色のしみがでる。毛が無いものもあり、紫色のしみの無いこともある。花には花弁がなく、萼片の縁が花弁のような薄い鱗片状になる。花が落ちやすく、花柄の棒だけになっているのが目立つ。雄しべ3~5個、まれに無いものもある。蒴果は長さ2~4(5)㎜、熟すと先が6裂する。種子は直径(0.5)0.7~0.8(0.9)㎜、五角や六角に角張っている。2n=22
ミドリハコベやコハコベには白色の5弁がある。