コニシキソウ小錦草
Flora of Mikawa
トウダイグサ科 Euphorbiaceae トウダイグサ属
英 名 | spotted spurge, milk-purslane |
中国名 |
斑地锦 ban di jin |
学 名 | Euphorbia maculata L. Chamaesyce maculata (L.) Small Euphorbia supina Ratin. |
花 期 | 6~9月 |
高 さ | 2~10㎝ |
生活型 | 1年草 |
生育場所 | 道端、荒地、畑 |
分 布 | 帰化種 北アメリカ原産 |
撮 影 | 蒲郡市竹の谷町 05.7.18 |
世界に広く帰化し、明治中期に渡来したものである。全体に白色の軟毛が多く、白っぽく見える。茎は赤味が弱く、やや縮れた白毛が生え、地をはって広がるが、立ち上がる場合も多い。葉は対生し、長さ6~12(30)㎜、幅2~4(13)㎜、葉の中央に黒紫色の細長い斑紋がある。ただし、斑紋が無いこともある。葉縁には低い鋸歯があり、葉裏に白毛が密生する。葉柄は長さ約1㎜。花は杯状花序であり、苞葉の変化した杯に4個の黄褐色の腺体がつき、その周りに花弁のように見える4個の淡紅色の付属体があり、雄花、雌花は退化して雄しべ、雌しべになっている。雄花4~5個。雌花1個。花柱は3個、先が2裂する。雌性先熟。果実は長さ約2㎜、3稜形、全面に伏毛が生えるのが特徴である。種子は長さ0.7~1㎜の楕円形、4綾があり、表面に不明瞭なしわがある。2n=42。
ニシキソウやハイニシキソウとの判別は果実で出来る。ニシキソウの果実にはしわも毛もなく、ハイニシキソウは稜に沿って長い毛が生え、種子には深い横しわがある。アレチニシキソウはハイニシキソウによく似ているが、葉裏に毛がある。
ニシキソウやハイニシキソウとの判別は果実で出来る。ニシキソウの果実にはしわも毛もなく、ハイニシキソウは稜に沿って長い毛が生え、種子には深い横しわがある。アレチニシキソウはハイニシキソウによく似ているが、葉裏に毛がある。