コバイケイソウ 小梅蕙草
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Flora of Mikawa
シュロソウ科 Melanthiaceae シュロソウ属
学 名 | Veratrum stamineum Maxim. |
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花 期 | 6~7月 |
高 さ | 50~100㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 山地~亜高山の湿原 |
分 布 | 在来種(日本固有種) 北海道、本州(中部地方以北) |
撮 影 | 乗鞍岳畳平 06.8.20 |
コバイケイソウはシュロソウ科シュロソウ属の多年草。
多年草、多数、群生する。根茎は短く、有毒。茎は強健、直立し、高さ0.5~1m。葉は茎上に互生し、広卵形~広楕円形、長さ8~17(~30)㎝、先は円形で微突端、基部は鈍形、葉柄はなく、直ちに葉鞘に続き、縦ひだが多数あり、葉先は内側に凹形になりやすい。葉の下面に全く毛がない。茎頂に複合総状花序からなる円錐花序をつける。中央の大きな総状花序の下部に分枝した4~5本の側総状花序をつけ、花序軸には密に短毛がある。中央の大きな総状花序には両性花がつき、下部の枝には雄花がつく。数年に一度咲くといわれ、花の多い年と少ない年がある。花は属の中でもとくに密につき、白色、直径約8mm。花柄は花被片より長くなる。花被片は6個、倒卵状楕円形、先はやや鈍形、基部は狭くなる。雄しべは6個、花被片より長く、葯は点状。花柱3個。子房は無毛。蒴果は長さ約2.5㎝、楕円形で両端が尖り(紡錘形)、直羽し、3耳(稜)からなり、先端がわずかに3裂する。花期は6~7月。2n=32。
コバイケイソウの変種で三河地方で見られるのがミカワバイケイソウ。開花が春。
バイケイソウは花序が長く、花被片に細かな縦脈がある。花期に葉が枯れる。
コシジバイケイソウはバイケイソウとコバイケイソウとの交雑種。
多年草、多数、群生する。根茎は短く、有毒。茎は強健、直立し、高さ0.5~1m。葉は茎上に互生し、広卵形~広楕円形、長さ8~17(~30)㎝、先は円形で微突端、基部は鈍形、葉柄はなく、直ちに葉鞘に続き、縦ひだが多数あり、葉先は内側に凹形になりやすい。葉の下面に全く毛がない。茎頂に複合総状花序からなる円錐花序をつける。中央の大きな総状花序の下部に分枝した4~5本の側総状花序をつけ、花序軸には密に短毛がある。中央の大きな総状花序には両性花がつき、下部の枝には雄花がつく。数年に一度咲くといわれ、花の多い年と少ない年がある。花は属の中でもとくに密につき、白色、直径約8mm。花柄は花被片より長くなる。花被片は6個、倒卵状楕円形、先はやや鈍形、基部は狭くなる。雄しべは6個、花被片より長く、葯は点状。花柱3個。子房は無毛。蒴果は長さ約2.5㎝、楕円形で両端が尖り(紡錘形)、直羽し、3耳(稜)からなり、先端がわずかに3裂する。花期は6~7月。2n=32。
コバイケイソウの変種で三河地方で見られるのがミカワバイケイソウ。開花が春。
バイケイソウは花序が長く、花被片に細かな縦脈がある。花期に葉が枯れる。
コシジバイケイソウはバイケイソウとコバイケイソウとの交雑種。