フジカンゾウ 藤甘草
Flora of Mikawa
マメ科 Fabaceae ヌスビトハギ属
中国名 | 羽叶长柄山蚂蝗 yu ye chang bing shan ma huang |
学 名 | Hylodesmum oldhamii (Oliv.) H.Ohashi & R.R.Mill synonym Hylodesmum oldhamii (Oliv.) H.Ohashi et R.R.Mill |
花 期 | 8~9月 |
高 さ | 50~150㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 山野、林縁 |
分 布 | 在来種 日本(本州、四国、九州)、朝鮮、中国、ロシア |
撮 影 | 新城市(旧鳳来町) 13.9.25 |
ヌスビトハギ属の多年草。高さ50~150㎝。茎は直立~斜上し、茎や葉の両面など全体にまばらに毛がある。葉は互生し、奇数羽状複葉。小葉は5~7個つき、長さ3~10㎝の長楕円形、先が尖り、基部は楔形。葉脈は葉の縁まで届く。葉柄は長さ4~6㎝。茎頂と上部の葉腋に総状花序を出し、蝶形花を多数つける。長い花序は40㎝ほどになる。花は淡紅紫色(ピンク)、花冠は長さ7~8㎜。花柄は長さ4~6㎜、果時には6~11㎜になる。果実(節果)は小節果が1~2個で、くびれが深く、熟すと関節で切れ、1個ずつバラバラになって落ちる。小節果は長さ12~16㎜の半月形。種子は長さ約9㎜、幅約5㎜、小節果と同形、扁平。2n=22。花期は8~9月。
花が白いものはシロバナフジカンゾウと呼ばれる。
ヌスビトハギは葉が3出複葉、花が小さい。
マルバヌスビトハギは小葉が丸く、小葉の幅が中央より先で最も広い。
ヤブハギは葉が茎の1箇所に集中してつく。
オオバヌスビトハギは葉脈が縁まで届かない。
帰化種のアレチヌスビトハギは葉の幅が狭く、葉脈が縁まで届かず、花が大きく、小節果は2~6個で、小節果のくびれが浅い。
花が白いものはシロバナフジカンゾウと呼ばれる。
ヌスビトハギは葉が3出複葉、花が小さい。
マルバヌスビトハギは小葉が丸く、小葉の幅が中央より先で最も広い。
ヤブハギは葉が茎の1箇所に集中してつく。
オオバヌスビトハギは葉脈が縁まで届かない。
帰化種のアレチヌスビトハギは葉の幅が狭く、葉脈が縁まで届かず、花が大きく、小節果は2~6個で、小節果のくびれが浅い。