ホソバアカザ 細葉藜
Flora of Mikawa
ヒユ科 Amaranthaceae アカザ属
学 名 | Chenopodium album L. var. stenophyllum Makino Chenopodium stenophyllum (Makino) Koidz.(basionym) |
花 期 | 9~11月 |
高 さ | 20~60㎝ |
生活型 | 1年草 |
生育場所 | 海岸の砂浜、河原 |
分 布 | 在来種 北海道、本州、四国、九州、朝鮮、東アジア |
撮 影 | t田原市 07.6.22 |
カワラアカザとホソバアカザを同一の種としている図鑑もあるが、花序の円柱状の毛の有無で区別される。以前は独立種とされていたが、シロザの葉の細い変種である。新分類(APG)ではアカザ科はヒユ科に含まれるようになった。
茎は稜が赤く、直立してよく分岐する。葉は互生し、長さ3~6㎝の披針形~長楕円形。上部の葉は全縁、下部の葉には粗い鋸歯がある。葉質は厚く、葉表の色は鮮やかな緑色、葉裏は粉白色を帯び、葉縁に狭い膜質部分があることも多い。葉は晩期に紅葉し、胞果を包む花被もしだいに紅色になる。花序に円柱状の毛はない。胞果は花被から取れやすい。果皮は薄いがとれにくく、種子は長さ約1㎜。
葉が同じように細いホソバハマアカザは全体に白緑色である。
カワラアカザやマルバアカザは、葉が全縁で、狭い膜が縁につき、花序に円柱状の毛が生える。
茎は稜が赤く、直立してよく分岐する。葉は互生し、長さ3~6㎝の披針形~長楕円形。上部の葉は全縁、下部の葉には粗い鋸歯がある。葉質は厚く、葉表の色は鮮やかな緑色、葉裏は粉白色を帯び、葉縁に狭い膜質部分があることも多い。葉は晩期に紅葉し、胞果を包む花被もしだいに紅色になる。花序に円柱状の毛はない。胞果は花被から取れやすい。果皮は薄いがとれにくく、種子は長さ約1㎜。
葉が同じように細いホソバハマアカザは全体に白緑色である。
カワラアカザやマルバアカザは、葉が全縁で、狭い膜が縁につき、花序に円柱状の毛が生える。