ホソバハマアカザ 細葉浜藜
Flora of Mikawa
ヒユ科 Amaranthaceae ハマアカザ属
別 名 | コハマアカザ、ホソバノハマアカザ |
中国名 | 滨藜 bin li |
学 名 | Atriplex patens (Litv.) Iljin Atriplex gmelinii auct. non C.A.Mey. |
花 期 | 8~10月 |
高 さ | 30~60㎝ |
生活型 | 1年草 |
生育場所 | 海岸の塩湿地 |
分 布 | 在来種 北海道、本州、四国、九州、中国、ロシア、西アジア、中央アジア、ヨーロッパ東南部 |
撮 影 | 蒲郡市拾石町 06.8.5 |
新分類(APG)ではアカザ科はヒユ科に含まれるようになった。
全体が白緑色で、茎には赤褐色の縦縞がある。葉は互生し、長さ5~10㎝の狭披針~線形、全縁又は不揃いの鋸歯があり、ねじれていることが多い。花は雄花と雌花が混じって穂状につき、雌花には花被片がなく、2個の苞が肥大して長さ2~5㎜になり、2枚貝のように果実(胞果)を包む。苞の表面には粒状物があり、果時にはつぶれてふけのように見える。果皮は膜状で薄い。種子は黒色又は赤褐色の2型あり、直径1.5~2.5㎜の円盤形。2n=36
類似のハマアカザは葉の基部の幅がやや広く、下部の葉の基部は鉾形に張り出す。苞が大きく、種子も大きい。
ホコガタアカザは葉の色は同じだが、葉の形が三角形に近い鉾形。種子の形はよく似ており、小さい黒色のものと褐色で大きいもの2型がある。
全体が白緑色で、茎には赤褐色の縦縞がある。葉は互生し、長さ5~10㎝の狭披針~線形、全縁又は不揃いの鋸歯があり、ねじれていることが多い。花は雄花と雌花が混じって穂状につき、雌花には花被片がなく、2個の苞が肥大して長さ2~5㎜になり、2枚貝のように果実(胞果)を包む。苞の表面には粒状物があり、果時にはつぶれてふけのように見える。果皮は膜状で薄い。種子は黒色又は赤褐色の2型あり、直径1.5~2.5㎜の円盤形。2n=36
類似のハマアカザは葉の基部の幅がやや広く、下部の葉の基部は鉾形に張り出す。苞が大きく、種子も大きい。
ホコガタアカザは葉の色は同じだが、葉の形が三角形に近い鉾形。種子の形はよく似ており、小さい黒色のものと褐色で大きいもの2型がある。