ハナカタバミ 花紫片喰、花酢漿草

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Flora of Mikawa

カタバミ科 Oxalidaceae カタバミ属

英 名 Bowie's wood-sorrel , red-flower woodsorrel
学 名 Oxalis bowiei Aiton ex G. Don
 synonym Oxalis bowiei Herb.
 synonym Oxalis bowieana Lodd.

 synonym Oxalis purpurata Jacq. var. bowiei (Lindl.) Sond.

ハナカタバミ花
ハナカタバミ萼
ハナカタバミ花の内部
ハナカタバミ茎
ハナカタバミ
ハナカタバミの葉
花 期 7~10月
高 さ 10~30㎝
生活型 多年草
生育場所 道端、草地
分 布 帰化種 南アフリカ原産
撮 影 吉良町  09.10.19
ハナカタバミはカタバミ属の栽培種。江戸時代末に、観賞用に輸入されたものが、野生化している。
 多年草、高さ10~30㎝。紡錘形の塊茎によって増える。茎、花柄、葉柄などに細かな毛が密に開出する。小葉は長さが約4㎝あり、葉の縁に細毛がある。葉裏は毛が散生し、脈上にやや長い毛が密生し、橙黄色の小点は無い。花は直径約3㎝と大きく、花の中心部が黄色であり、5個の花弁の縁が深く重なって、隙間がない。花弁の裏にも細毛があり、萼には細毛が密生する。雄しべは2段につき、雌しべはその下につく。花期は7~10月。
 ムラサキカタバミイモカタバミは花の色が似ているが、花弁がほとんど重ならず、細毛がない。萼片の先や葉裏に橙黄色の小点がある。