アカショウマ 赤升麻
Flora of Mikawa
ユキノシタ科 Saxifragaceae チダケサシ属
学 名 | Astilbe thunbergii (Siebold et Zucc.) Miq. synonym Astilbe thunbergii (Siebold et Zucc.) Miq. var. thunbergii |
花 期 | 6~7月 |
高 さ | 40~80㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 林内、林縁、草地 |
分 布 | 在来種(日本固有種) 本州、四国、九州 |
撮 影 | 面ノ木原生林 03.7.5(花) 設楽町 15.11.10(果実) |
根茎が太く、赤色。葉は3回奇数羽状複葉、頂小葉は卵形、葉柄の基部に褐色の鱗片状の毛がある。小葉は長さ4~10㎝、幅2~5㎝の卵形~狭卵形、基部が楔形(円形~浅心形)、先が尾状尖鋭形。葉縁は浅い重鋸歯。花序は斜上~直立し、広円錐形、花序枝は開出して先がやや下がってつき、細長い円錐状、側枝は長く、最下位のもの以外は分枝せず、花序の分枝が少ない。花序枝には腺毛が密生する。花は全体に白色、淡紅色を帯びることもある。花弁はへら状で雄しべよりやや短い~やや長く、長さ3~4㎜。雄しべ10個。花柱2個。蒴果は長さ2~2.5㎜、幅1~1.5㎜、先がやや尖り、熟すと2裂開する。種子は片側に4~5個入り、長さ約1.5㎜、暗褐色。