ヨツバムグラ 四葉葎
Flora of Mikawa
アカネ科 Rubiaceae ヤエムグラ属
中国名 |
阔叶四叶律 kuo ye si ye lü |
学 名 | Galium trchyspermum A. Gray Galium bungei Steud. var. trachyspermum (A.Gray) Cufod. |
花 期 | 5~7月 |
高 さ | 20~50㎝ |
生活型 | 2年草 |
生育場所 | 田のあぜ、道端 |
分 布 | 在来種 北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国 |
撮 影 | 設楽町 07.06.09 |
茎は下部で分枝して直立し、断面は四角形で、無毛。葉は長さ0.6~1.5㎝、幅3~6㎜、基部側が最も幅が広く、惰円形~卵形、4個が偽輪生し、先がやや尖る。葉4個のうち1対は托葉である。葉縁と葉裏にやや長い毛が生え、葉の幅が広いのが特徴であるが、やや狭いこともある。花序の枝は短く、花柄も1~3㎜と短く、花が固まってつくのも特徴。花は直径1~2㎜、花冠は淡黄緑色、深く4裂まれに5裂する。雄しべ4個。花冠の下に半球2個をつけた2室の子房が見える。子房の表面には白色の曲がった鱗状の突起がある。果実は痩果、果柄は長くなる。
ヒメヨツバムグラは小型で、葉の幅が狭く、先が尖る。
ヤマムグラも葉の幅が狭いが、花冠に白色の毛が生える。
ホソバノヨツバムグラは湿地に生え、葉の先が丸く、花冠は3裂する。
愛知県の絶滅危惧Ⅱ類に指定されているキクムグラは葉の先端が刺状に短く尖り、花序の基部に小さな苞がある。
他に関東地方でしか見られないヤブムグラもある。
ヒメヨツバムグラは小型で、葉の幅が狭く、先が尖る。
ヤマムグラも葉の幅が狭いが、花冠に白色の毛が生える。
ホソバノヨツバムグラは湿地に生え、葉の先が丸く、花冠は3裂する。
愛知県の絶滅危惧Ⅱ類に指定されているキクムグラは葉の先端が刺状に短く尖り、花序の基部に小さな苞がある。
他に関東地方でしか見られないヤブムグラもある。