ヒメヨツバムグラ 姫四葉葎

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Flora of Mikawa

アカネ科 Rubiaceae ヤエムグラ属

別 名 コバノヨツバムグラ 小葉の四葉葎
中国名 四叶律 si ye lu
学 名 Galium gracilens (A. Gray) Makino
Galium bungei Steud.
ヒメヨツバムグラの花
ヒメヨツバムグラの花2
ヒメヨツバムグラの花横
ヒメヨツバムグラの果実
ヒメヨツバムグラの茎
ヒメヨツバムグラ
ヒメヨツバムグラの4個輪生する葉
ヒメヨツバムグラ葉表
ヒメヨツバムグラ葉裏
花 期 5~7月
高 さ 20~40㎝
生活型 2年草
生育場所 土手、丘陵
分 布 在来種 本州、四国、九州、朝鮮、中国、台湾
撮 影 蒲郡市西浦町  06.7.17
民家に近い場所でも見られ、全体に小型で、花期が長く、7月まで見られる。Flora of China ではトウヨツバムグラ Galium bungei (四叶律)はヒメヨツバムグラ Galium gracilens と同一であるとしている。
 茎は断面が4角形、直立又は斜上する。葉はヨツバムグラと同様に、4個が輪生し、長さは4~12㎜、幅1.5~2.5㎜、先が尖り、縁と葉裏に毛がある。花柄がやや長く、長さ2~2.5㎜、花がまばらにつく。花は直径約1.2㎜、花冠は4深裂、淡緑色。雄しべ4個。花冠の下に半球2個をつけた2室の子房がある。子房の表面にはこぶ状の突起がある。
 ヨツバムグラは葉幅が広く、花柄が短く、花が密集してつく。
 ヤマムグラは4個の葉の大きさが不揃いであり、特に1対の葉が小さい。花冠に白毛がある。