ウスベニチチコグサ  薄紅父子草
[中国名] 合冠鼠麴草 he guan shu qu cao
[英名] purple cudweed ,purplish cutweed ,purple everlasting ,spoon-leaf cudweed
[学名] Gamochaeta purpurea (L.) Cabrera
Gnaphalium purpureum L.
Gamochaeta ustulata (Nuttall) Holub
キク科 Asteraceae ウスベニチチコグサ属
三河の植物観察
ウスベニチチコグサの花
ウスベニチチコグサの花序
ウスベニチチコグサの総苞
ウスベニチチコグサの茎
ウスベニチチコグサ根元
ウスベニチチコグサ
ウスベニチチコグサの葉表
ウスベニチチコグサの葉裏
ウスベニチチコグサの痩果
 アメリカ原産で、世界各地に広く帰化している。ハハコグサ属 Gnaphalium からウスベニチチコグサ属 Gamochaeta に属を分けるようになった。
 茎は太く、根元から分枝して直立し、フェルト状の密な綿毛で覆われる。根生葉は長さ1.6~12.5㎝、花期にはない。茎葉は長さ1~6㎝、幅5~14㎜とやや幅が狭い披針形~へら形、縁がときに波打つ。葉裏は綿毛が密集し、白く見える。葉表は葉裏より少ないが、白毛がある。茎葉は10~18個。茎の先に頭花を固まってつける。茎が伸長すると、頭花の固まりが離れてとびとびにつくが、枝分かれはしない。頭花は周囲に多数(約60個)の雌花、中央に数個(3~6個)の両性花をつける。雌花の花冠は長さ約2.5㎜、先が紅紫色。両性花の花冠は黄色、先が紅紫になる。総苞は長さ4.5~5.5㎜、総苞は急に細くならない。総苞片は4~6列、鮮やかな紅紫色、先端が鋭く尖る。痩果は長さ0.6~0.7㎜、乳頭状突起があり、冠毛は1列につく。冠毛は長さ約3㎜、基部が合着し、痩果から離れてもばらばらにならない。 2n=14,28
 チチコグサは小型で茎が細く、花序の柄が短く、花序の下に苞葉が放射状につく。葉が細く、根生葉がある。
 チチコグサモドキは全体の綿毛が柔らかく、総苞の先が尖り、総苞片が紅紫色にならない。
 タチチチコグサは総苞片が紅紫色にならない。茎上部の葉が細く、葉表の緑色がやや濃い。
 ウラジロチチコグサは総苞片が蕾の頃に紅紫色になり似ている。花序が長く、総苞片の先が鈍く、表面に毛が無い。葉表の毛がほとんどなく、葉裏が著しく白い。ただし、葉表に毛があり、見分けがつかないほど似ていることがある。花期にも根生葉があることで見分ける。
 セイタカハハコグサは花序の枝が横に出て、頭花が帯黄褐色~帯褐紫色。
[花期] 5~7月
[草丈] 6~60㎝
[生活型] 1,2年草
[生育場所] 道端、荒地、草地
[分布] 帰化種 南・北アメリカ原産
[撮影] 蒲郡市形原町  02.5.11
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