セイタカハハコグサ 背高母子草

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Flora of Mikawa

キク科 Asteraceae ハハコグサ属

中国名 丝棉草 si mian cao
英 名 jersey cudweed . winged cudweed
学 名 Pseudognaphalium luteoalbum (L.) Hilliard et B.L.Burtt
 synonym Gnaphalium luteoalbum L.
セイタカハハコグサ花序
セイタカハハコグサ花序拡大
セイタカハハコグサ総苞
セイタカハハコグサ両性花、雌花
セイタカハハコグサ葉
セイタカハハコグサ冠毛のついた果実
セイタカハハコグサ
セイタカハハコグサ葉表
セイタカハハコグサ葉裏
セイタカハハコグサ茎
セイタカハハコグサ冠毛を取った果実
花 期 4~6月
高 さ 15~60㎝
生活型 1,2年草
生育場所 露出した野原や畑、道端、埋立地、荒地
分 布 帰化種 中国、台湾、インド、パキスタン、ラオス、タイ、ベトナム、インドネシア、パプアニューギニア、フィリピン、中央アジア、南西アジア、コーカサス、ヨーロッパ、アフリカ、オーストラリア、ニュジーランド原産
撮 影 豊川市  12.5.8
ハハコグサ属が Gnaphalium からPseudognaphaliumに変更された。
 全体に綿毛があり、ハハコグサに似て白っぽく見える。茎は基部で分枝し、下部がやや倒伏して先が直立する。葉は長さ1~6㎝の線形~スプーン形。小型の場合は葉が茎に沿うことも多い。茎の上部で1~6に分枝し、長さ1~8㎝の花序の柄の先に頭花を固めてつける。頭花は直径2~4㎜、先が帯黄褐色~帯褐紫色、色の濃いものもある。中央に筒状の4~10個の両性花、周囲に135~160個の雌花がつく。雌花の花筒が糸のように細い。総苞は長さ3~4.5㎜の円筒形~卵形、総苞片は3~4列。外総苞片はほぼ透明、内総苞片は下部が緑色、熟すと褐色になる。痩果は長さ0.6~0.7㎜、表面に乳頭状突起がある。冠毛は緩く合着し、長さ1.5~2㎜、束になって落ち、簡単に欠けた環になる。2n=14,28。
 ハハコグサは花が黄色、総苞片も縁が黄色。