チチコグサモドキ 父子草擬
Flora of Mikawa
キク科 Asteraceae ウスベニチチコグサ属
中国名 | 匙叶合冠鼠麴草 shi ye he guan shu qu cao |
英 名 | Pennsylvania cudweed ,Pennsylvania everlasting ,wandering cudweed |
学 名 | Gamochaeta pensylvanica (Willd.) Cabrera synonym Gnaphalium pensylvanicum Willd. |
花 期 | 4~9月 |
高 さ | 10~50㎝ |
生活型 | 1,2年草 |
生育場所 | 道端、荒地、草地、畑地 |
分 布 | 帰化種 熱帯アメリカ原産 |
撮 影 | 蒲郡市形原町 09.5.12 |
大正末から昭和初期に渡来し、現在は全国的に普通に見られる。ハハコグサ属からウスベニチチコグサ属 Gamochaeta に分類されるようになった。
全体に柔らかで、弱々しく見える。茎は直立し、緩くクモの巣状の綿毛がある。葉は幅が広く、長さ2~7㎝、幅4~16㎜のスプーン形~倒披針形、先があまり尖らない。葉のコントラストは弱く、緩くクモの巣状の綿毛がある。苞葉は頭花の固まりの基部につく。花序は長さ1~12㎝、幅10~15㎜の穂状、頭花の固まりが離れてとびとびにつく。総苞は長さ3~3.5㎜、カップ形~鐘形、先が急に細くなり、柔らかな綿毛がある。総苞片は3~4列につき、外総苞片は三角状卵形、内総苞片の1/2~2/3長、先が尖る。内総苞片は惰円形、鈍頭~鋭頭、やや紫色~褐色を帯びることが多く、まれに透明、ときに金色。雌花は普通、先が紫色を帯びる。中心小花(両性花)は3~4個、先が紫色を帯びる。痩果は長さ0.4~0.5㎜、表面に乳頭状突起がある。冠毛は長さ約2㎜、1列につき、基部が合着する。2n=28
ウラジロチチコグサは葉表の毛が少なく、光沢があり、裏面は綿毛が密生して白色。総苞に毛がない。
タチチチコグサは茎上部の葉幅が狭く、やや葉の緑色が強い。
ウスベニチチコグサは総苞片が鮮やかな紅紫色。
在来種のチチコグサは小型、短い花序の下に苞葉が放射状につく。冠毛が離生し、ばらばらになる。
全体に柔らかで、弱々しく見える。茎は直立し、緩くクモの巣状の綿毛がある。葉は幅が広く、長さ2~7㎝、幅4~16㎜のスプーン形~倒披針形、先があまり尖らない。葉のコントラストは弱く、緩くクモの巣状の綿毛がある。苞葉は頭花の固まりの基部につく。花序は長さ1~12㎝、幅10~15㎜の穂状、頭花の固まりが離れてとびとびにつく。総苞は長さ3~3.5㎜、カップ形~鐘形、先が急に細くなり、柔らかな綿毛がある。総苞片は3~4列につき、外総苞片は三角状卵形、内総苞片の1/2~2/3長、先が尖る。内総苞片は惰円形、鈍頭~鋭頭、やや紫色~褐色を帯びることが多く、まれに透明、ときに金色。雌花は普通、先が紫色を帯びる。中心小花(両性花)は3~4個、先が紫色を帯びる。痩果は長さ0.4~0.5㎜、表面に乳頭状突起がある。冠毛は長さ約2㎜、1列につき、基部が合着する。2n=28
ウラジロチチコグサは葉表の毛が少なく、光沢があり、裏面は綿毛が密生して白色。総苞に毛がない。
タチチチコグサは茎上部の葉幅が狭く、やや葉の緑色が強い。
ウスベニチチコグサは総苞片が鮮やかな紅紫色。
在来種のチチコグサは小型、短い花序の下に苞葉が放射状につく。冠毛が離生し、ばらばらになる。