シマスズメノヒエ  島雀の稗
[中国名] 毛花雀稗 mao hua que bai
[英名] dallis grass , caterpillar grass
[学名] Paspalum dilatatum Poir.
イネ科  Poaceae  スズメノヒエ属
三河の植物観察
シマスズメノヒエの穂
シマスズメノヒエの穂裏
シマスズメノヒエの4列の小穂
シマスズメノヒエの総の基部の長毛
シマスズメノヒエの葉
シマスズメノヒエ
シマスズメノヒエの小穂
シマスズメノヒエの果実の稔った小花
 日本には戦後に入ってきたもので、太平洋岸側の暖地に多く広がっている。三河では同属の中で最も多く見られるようになっている。葉は幅0.5~1.2㎝。稈上部の葉鞘は無毛。総(花序の枝)は3~5個、開いてほぼ直角につき、総の基部に長毛が生える。総に小穂が2個ずつ対になり、総計で4列につく。葯と柱頭ともに濃紫色で、花期には黒っぽく見える。小穂は2小花からなり、長さ約3㎜の卵形で先がやや尖り、第1苞頴はなく、第2苞頴は縁に長毛がある。第1小花は不完全で護頴(第3頴)は扁平。果実(頴果)ができる第2小花は長さ約2.5㎜、護頴(第4頴)と内頴ともに淡黄色で、硬い。果実は長さ約1.8㎜の広卵形、乳褐色。2n = 40, 50~63
 よく似た在来種のスズメノヒエは葯が黄色であることで区別できる。また、スズメノヒエの小穂は丸く、長毛がない。タチスズメノヒエは草丈が高く、毛が多い。アメリカスズメノヒエキシュウスズメノヒエは花序が2~3股である。これらの中で小穂が4列につくのはシマスズメノヒエだけである。
[花期] 7~10月
[草丈] 50~100㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 日当たりのよい道端、草地
[分布] 帰化種 南アメリカ原産
[撮影] 蒲郡市形原町  06.7.22
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