日本には戦後に入ってきたもので、太平洋岸側の暖地に多く広がっている。三河では同属の中で最も多く見られるようになっている。葉は幅0.5〜1.2p。稈上部の葉鞘は無毛。総(花序の枝)は3〜5個、開いてほぼ直角につき、総の基部に長毛が生える。総に小穂が2個ずつ対になり、総計で4列につく。葯と柱頭ともに濃紫色で、花期には黒っぽく見える。小穂は2小花からなり、長さ約3oの卵形で先がややとがり、第1苞頴はなく、第2苞頴は縁に長毛がある。第1小花は不完全で護頴(第3頴)は扁平。果実(頴果)ができる第2小花は護頴(第4頴)と内頴ともに淡黄色で、硬い。
よく似た在来種の
スズメノヒエは葯が黄色であることで区別できる。また、スズメノヒエの小穂は丸く、長毛がない。
タチスズメノヒエは草丈が高く、毛が多い。
アメリカスズメノヒエ、
キシュウスズメノヒエは花序が2〜3股である。これらの中で小穂が4列につくのはシマスズメノヒエだけである。