ミドリハコベ  緑繁縷
[別名] ハコベ
[中国名] 鸡肠繁缕 ji chang fan lu
[英名] greater chickweed
[学名] Stellaria neglecta Weihe
Stellaria media (L.) Vill. subsp. neglecta (Weihe) Murb.
ナデシコ科 Caryophyllaceae  ハコベ属
三河の植物観察
ミドリハコベの花
ミドリハコベの雄しべ8個
ミドリハコベの花柱
ミドリハコベの果実
ミドリハコベ萼の腺毛
ミドリハコベの果被
ミドリハコベの種子
ミドリハコベの茎
ミドリハコベ
ミドリハコベ2
ミドリハコベ雄しべ6個と8個
ミドリハコベ葉
ミドリハコベとコハコベの種子
 春の七草の1つ。U.S.A.にも帰化している。
 茎の片側に1列に毛が生える。コハコベとは異なり、茎は暗紫色を帯びず、全体に緑色であり、ミドリハコベと呼ばれる。葉は長さ(15)20~30((U.S.A:5~40)㎜、幅5~13(U.S.A:2~18)㎜。上部の葉は無柄、大きくなり、これに比し、下部の葉は小さく葉柄がある。花は直径約10(U.S.A:.5~7)㎜。萼片は5個、長さ3~4(5)(U.S.A:.5~6.5)㎜、白毛と腺毛があり、果時には大きくなる。ハコベ類は花弁が基部まで裂け、10個の花弁のように見える。花弁は萼片と同じかわずかに長い(U.S.A.:2~5㎜ 又は萼片の長さの0.5~0.7倍と短い)。雌しべ1個、花柱は3個。雄しべ(5又は6)8~10個(U.S.A:8~10個)。蒴果は(U.S.A:長さ5~7㎜)、熟すと、先が6裂する。種子は直径約1.5(U.S.A:1.1~1.7)㎜の円盤形、周囲に三角状の尖った突起がある。2n=22
 U.S.A:は数値がやや違うFlora of North Americaのデータ。
 類似の外来種のコハコベはやや小形で、茎は暗紫色を帯びることが多く、種子の突起が低く、突起の先が丸い。茎が緑色のものはミドリハコベと見分けが難しく、雄しべの数が5個以上のときは種子の確認が必要。雄しべの数が4個以下であればコハコベである。
 茎が帯紫色のミドリハコベを新城市内で見つけた。茎が紫色を帯びているが、雄しべが8個以上あった。まだ、果実は未確認であるが、花や葉の大きさなどからミドリハコベと判断した。
 イヌコハコベは白色の花弁がない。
 ウシハコベは大形で、葉の脈が深く、葉が波打ち、花柱が5個ある。
 萼片が小さく無毛なのがノミノフスマである。
[花期] 3~9月
[草丈] (10)30~60(80)㎝
[生活型] 1・2年草
[生育場所] 道端、山野
[分布] 在来種 日本全土、台湾、中国、アフガニスタン、カザフスタン、ネパール、ロシア、イギリス、ヨーロッパ南部、北アフリカ、アジア西南部
[撮影] 蒲郡市形原町 02.3.21
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