クロモジ  黒文字
[学名] Lindera umbellata Thunb.
クスノキ科 Lauraceae  クロモジ属
三河の植物観察
クロモジの花序
クロモジの花
クロモジの花
クロモジの果実
クロモジ葉
クロモジの幹
クロモジ
クロモジ2
クロモジ葉表
クロモジ葉裏
クロモジの幹の上部
 枝や葉に芳香があり、楊枝の材料とされる。楊枝自体も黒文字と呼ばれ、和菓子などで使われる高級品。
 幹は灰褐色、円い皮目がある。若い枝は皮目がなく、黄緑色~暗緑色、黒い斑が入る。葉は互生し、長さ5~10㎝、幅1.5~3.5㎝の卵状長楕円形、先は尖り、先端は鈍端、基部は楔形、全縁。葉表は無毛。葉裏は白色を帯び、初め絹毛があるがやがて無毛になり、葉脈はほとんど隆起しない。葉柄は長さ1~1.5㎝。雌雄別株。葉の展開と同時に開花する。花被片は6個。雄花は花被片の長さ約3㎜、雄しべ9個。雌花はやや小さく、子房の周りに黄色の腺体がつく。液果は直径約5㎜の球形、黒色に熟す。種子は球形、赤褐色~黒褐色、基部が白色。2n=24
 オオバクロモジ var. membranacea は日本海側分布、葉が大きく。葉裏の脈に淡黄色の毛がある。中間型もある。
 ケクロモジ Lindera sericea は本州(近畿以西)、四国、九州に分布し、葉裏の葉脈が明瞭に隆起する。葉に短毛があり、ビロード状。
 ウスゲクロモジ Lindera sericea var. glabrata は本州(関東地方以西)、四国、九州に分布する。葉裏の葉脈が明瞭に隆起し、葉表の短毛がなく、ビロード状にならないもの。
[花期] 4月 (果期 9~10月)
[樹高] 2~3m
[生活型] 落葉低木
[生育場所] 山地
[分布] 在来種(日本固有種)  本州(東北地方南部以西)、四国、九州(北部)
[撮影] 豊田自然観察の森     13.3.20
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