コボウズオトギリ  小坊主弟切
[英名] sweet-amber, tutsan
[学名] Hypericum androsaemum L.
オトギリソウ科 Clusiaceae (Guttiferae) オトギリソウ属
三河の植物観察
コボウズオトギリの花
コボウズオトギリの花横
コボウズオトギリの雌しべ
コボウズオトギリの葉裏の腺点
コボウズオトギリの花後
コボウズオトギリ
コボウズオトギリ葉
 世界で広く栽培され、オーストラリア、北アメリカ、南アメリカなどに帰化している。
 茎は直立し、多数分枝する。葉は対生し、無柄、長さ4~12㎝、卵形、先は円頭~鈍頭。葉裏の縁に腺点がある。茎頂の総状花序に花を多数つける。萼片は5(まれに4)個、長さ6~12㎜、不同長、卵形。花弁は5(まれに4)個、黄色、長さ6~10㎜、卵形。雄しべは5個の束になりそれぞれ20~25個の長い雄しべがある。子房は長さ4~5㎜、長楕円形。花柱は長さ2~2.5㎜。蒴果は長さ7~12㎜、広長楕円形、赤色から黒色に変化する。種子は赤褐色、長さ約1㎜。
 ビヨウヤナギ Hypericum monogynum は葉が対生(十字対生)し、長さ2.5~5㎝、幅1.2~2.3㎝の楕円形~披針形、厚い紙質。腹面は淡緑色、白粉をかぶらない。雄しべは花弁より長く、長い雄しべは長さ1.8~3.2㎝。 子房はやや小さく花柱が子房の長さの3.5~5倍と長い。
 キンシバイ Hypericum patulum は中国名が金丝梅 jin si mei 。葉は長さ1.5~6㎝、幅0.5~3㎝。葉裏の腺点は密にある。花は直径2.5~4㎝、深いカップ形。雄しべは花弁の0.4~0.5倍の長さ。子房は長さ5~6㎜、幅3.5~4㎜。花柱は子房の0.75~0.95倍の長さ。蒴果は長さ0.9~1.1㎝、幅8~10㎜。
 セイヨウキンシバイ Hypericum calycinum は別名ヒメキンシバイ。樹高が低く、地下茎を伸ばして広がり、グランドカバーに適している。葉は対生し、十字対生しない。花弁より雄しべが長い。
 タイリンキンシバイ ピペリカム・ヒドコート Hypericum patulum cv. Hidcote は花が大きく、花弁の先が浅く切れ込み、花弁が広角に開く。葉の幅が狭く、緑色、対生~十字対生になる。雄しべが花弁の半分より短い。
[花期] 5~7月
[樹高] 30~70㎝
[生活型] 半常緑小低木
[生育場所] 庭、公園
[分布] 帰化種  西アジア、ヨーロッパ、アフリカ原産
[撮影] 西尾市 14.6.12
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