ミズスギ 水杉
Flora of Mikawa
ヒカゲノカズラ科 Lycopodiaceae ヒカゲノカズラ属
中国名 | 垂穗石松 chui sui shi song |
[英名] | nodding club-moss, staghorn clubmoss |
学 名 | Lycopodium cernuum L. Palhinhaea cernua (L.) Vasconcellos et Franco Lycopodiella cernua (L.) Pic. Serm. var. cernua |
高 さ | 地を這う(長さ5~30㎝) |
生活型 | 常緑性 |
生育場所 | 湿った向陽地 |
分 布 | 在来種 本州(伊豆以西)、四国、九州、沖縄、中国、アジア~アメリカ~オーストラリア~ニュージーランド~太平洋諸島の熱帯、亜熱帯に広く分 布、 |
撮 影 | 幡豆町 05.9.23 |
山に近い水田の土手などで見られる。茎は主軸と側枝がある。主軸(匍匐茎)は直径1.5~2.5(葉を含めて4~6)㎜の円筒形、地表を横に這い、枝分かれして側茎(直立枝)が立ち上がる。葉は螺旋状につき、長さ約4㎜、幅約0.3㎜。直立枝は太く、高さは3~12㎝、幅は葉を含めて5~9㎜、葉は螺旋状に密生してつき、長さ3~5㎜、幅約0.4㎜。胞子嚢穂は長さ3~10㎜、幅2~2.5㎜、柄がなく、小枝の先に下向きに垂れるようにつくのが特徴である。胞子葉は重なり合ってつき、長さ約0.6㎜、幅約0.8㎜の卵状菱形、縁は膜質、不規則な歯がある。
ヒカゲノカズラは胞子嚢穂に長い柄があり、直立する。マンネンスギは林下に生え、主軸が地中にある。
ヒカゲノカズラは胞子嚢穂に長い柄があり、直立する。マンネンスギは林下に生え、主軸が地中にある。