アカハナワラビ 赤花蕨
Flora of Mikawa
ハナヤスリ科 Ophioglossaceae ハナワラビ属
中国名 | 日本阴地蕨 ri ben yin di jue |
学 名 | Botrychium nipponicum Makino |
高 さ | 20~50㎝ |
生活型 | 冬緑性 |
生育場所 | 日当たりの良い草原、林下 |
分 布 | 在来種 本州(青森県以南~広島県)、 四国、九州、朝鮮、中国 |
撮 影 | 形原温泉 12.2.13 |
栄養葉は灰緑色、長さ20~30㎝、幅7~25㎝、2~3回羽状に深裂し、3出状の5角形。裂片は鋭頭が多いが、あまり尖らないものもある。葉柄はほとんど無毛。11月下旬以降に葉の両面が赤くなり、春に緑色に戻る。胞子葉は9月~12月に出て、高いものは50㎝ほどにもなり、胞子を出すとまもなく倒伏する。胞子の表面は平滑。2n=90
フユノハナワラビは栄養葉が鮮緑色~濃緑色、3~4回羽状に深裂する。冬に葉が赤くなることも多いが、裏面が緑色である。
アカフユノハナワラビはフユノハナワラビに似ているが、葉の裏面まで赤くなる。
オオハナワラビは大型で、葉の縁には鋭鋸歯がある。胞子葉の柄が春まで残る。胞子の表面にこぶ状の突起がある。
フユノハナワラビは栄養葉が鮮緑色~濃緑色、3~4回羽状に深裂する。冬に葉が赤くなることも多いが、裏面が緑色である。
アカフユノハナワラビはフユノハナワラビに似ているが、葉の裏面まで赤くなる。
オオハナワラビは大型で、葉の縁には鋭鋸歯がある。胞子葉の柄が春まで残る。胞子の表面にこぶ状の突起がある。