オオハナワラビ 大花蕨

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Flora of Mikawa

ハナヤスリ科 Ophioglossaceae ハナワラビ属

中国名 华东阴地蕨 hua dong yin di jue
学 名 Botrychium japonicum (Prantl) Underw.
オオハナワラビの胞子葉
オオハナワラビの胞子葉
オオハナワラビの葉裏
オオハナワラビ
オオハナワラビの葉裏
高 さ 15~50㎝
生活型 冬緑性
生育場所 山地のやや湿った林内
分 布 在来種  本州(東北地方中部以南)、四国、九州、沖縄、朝鮮、中国、台湾
撮 影 新城市     04.10.16
根茎は短く、直立する。葉を年1個出し、夏は枯れる。葉柄は長さ12~26(36)㎝、直径3~4㎜。 栄養葉は長さ10~25㎝、幅 15~25㎝、 3回羽状に深裂し、やや厚く、草質、縁は鋭鋸歯。最下の羽片は長さ8~15㎝、幅5~8㎝、柄は長さ1.5~3㎝。胞子葉は長さ 25~50㎝ (葉柄 20~40㎝、葉身5~10㎝)、上に伸び、胞子嚢の丸い玉を多数つける。葉柄や羽軸に長い毛が散在する。2n=270
 日当たりのよい場所で見られるフユノハナワラビは葉の縁が鈍鋸歯。アカハナワラビは冬に葉が赤くなり、毛が生えない。2n = 270