ウロコゴケ 鱗苔

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Flora of Mikawa

ウロコゴケ科 Geocalycaceae ウロコゴケ属

中国名 四齿异萼苔 si chi yi e tai
英 名] liverwort
学 名 Heteroscyphus argutus (Reinw.,Blume et Nees) Schiffn.
ウロコゴケ2
ウロコゴケの葉拡大
ウロコゴケの葉身細胞
ウロコゴケの葉の腹葉
ウロコゴケ
ウロコゴケ葉
ウロコゴケ葉先の歯
分 類 苔類
高 さ 2~5㎝(長さ)
生育場所 湿った倒木、土上
分 布 在来種  本州、四国、九州、沖縄、東アジア~東南アジア、オーストラリア、ニュージーランド
撮 影 五井山  05.2.19
茎は長さ2~5㎝、側面及び腹面からも分枝し、葉を重なってつけ、腹葉の基部に仮根をつける。葉は黄緑色~緑色、長さ1.5~1.8㎜の舌形。葉先は切頭~円頭で、ほぼ同じ大きさの小歯が5~10個つく。腹葉は茎の幅の1~1.5倍の幅があり、深く2裂し、側歯が1~2個ある。葉身細胞は六角形(まれに5、7角形)、薄壁、トリゴンがほとんどなく、平滑、紡錘形のブドウ房状の油体が3~5個ある。雌雄異株。n=9
 ツクシウロコゴケは葉の長さがやや短く卵状方形で、葉縁の歯が大きく不揃い。オオウロコゴケは葉の両肩に1個ずつ小歯がつく。