アラハシラガゴケ 荒葉白髪蘚
Flora of Mikawa
シラガゴケ科 Leucobryaceae シラガゴケ属
中国名 | 狭叶白发藓 xia-ye bai-fa xian |
学 名 | Leucobryum bowringii Mitt. |
シラガゴケ科 Leucobryaceae シラガゴケ属 |
分 類 | 蘚類 |
高 さ | 1~2㎝ |
生育場所 | 山地の地上、岩上、腐木上 |
分 布 | 在来種 本州、四国、九州、沖縄、中国、インド、スリランカ、タイ、カンボジア、ベトナム、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ニューギニア |
撮 影 | 豊橋市 04.2.5 |
植物体は小形~中形、灰緑色(白銀色)、絹のような光沢があり、柔らかく、密に房状になる。茎には明瞭な中心束(central strand )がある。葉は乾くと曲がりくねったり、よじれたりし、長さ7~10㎜、下部につく葉は楕円状卵形~長楕円形で幅が広く、上部につく葉は披針形~線状披針形。葉の基部は楕円形で上部はしだいに細くなる。ホソバオキナゴケより葉が細長い。葉の基部での横断面の厚さは2~4細胞層厚。背面の外壁が腹面の外壁より厚い。蒴柄は赤色を帯び、長さ2㎝以下。胞子は直径12~16μm。
ホソバオキナゴケは茎に中心束がなく、葉の長さ3~4㎜で、乾くと白銀色になる。葉の基部の細胞層は5~8層、中央部が2細胞層しかなく、くびれて見える。
高層湿原周辺で見られるシロシラガゴケは中心束がなく、葉は長さが5~7㎜と小さく、葉の基部の細胞層は4~6細胞、中央部は3~4細胞でくびれない。
大形のオオシラガゴケは中心束がなく、葉の長さが約10㎜。葉の基部の厚さが7~8細胞層厚、中央部は2細胞層くびれる。細胞の上端に刺状のパピラがあるのが特徴。
ホソバオキナゴケは茎に中心束がなく、葉の長さ3~4㎜で、乾くと白銀色になる。葉の基部の細胞層は5~8層、中央部が2細胞層しかなく、くびれて見える。
高層湿原周辺で見られるシロシラガゴケは中心束がなく、葉は長さが5~7㎜と小さく、葉の基部の細胞層は4~6細胞、中央部は3~4細胞でくびれない。
大形のオオシラガゴケは中心束がなく、葉の長さが約10㎜。葉の基部の厚さが7~8細胞層厚、中央部は2細胞層くびれる。細胞の上端に刺状のパピラがあるのが特徴。