アオギヌゴケ 青絹蘚
Flora of Mikawa
アオギヌゴケ科 Brachytheciaceae アオギヌゴケ属
別 名 | キンキヒツジゴケ |
中国名 | 长肋青藓 chang le qing xian |
英 名] | brachythecium moss |
学 名 | Brachythecium populeum (Hedw.) Bruch et Schimp. Brachythecium populeum (Hedw.) Bruch et Schimp. var. yamamotoi (Sakurai) Takaki |
分 類 | 蘚類 |
高 さ | 5~10㎝ |
生育場所 | 岩上、樹上 |
分 布 | 在来種 北海道、本州、四国、九州、中国、インドネシア、ロシア、中央アジア、ヨーロッパ、南北アメリカ |
撮 影 | 西尾市 10.9.17 |
茎は這い、不規則に分枝する。枝は葉を含めた幅が約1㎜。葉は長さ1.4~1.6㎜、幅0.59~0.86㎜の三角状卵形、先が長く尖り、葉縁には歯がある。枝葉より茎葉は幅が広く、枝葉の中肋は葉先に達するが、茎葉の中肋は葉先に達しない。葉身細胞は長さ36~55
µm、幅6~7μmの長偏菱(へんりよう)形。雌雄同株。蒴柄は長さ10~15㎜程度、赤褐色、上部のみにパピラがある。蒴は赤褐色の短い卵形。外蒴歯と内蒴歯はともに長さ約450μm。胞子は直径12~15μm。
n=10,11
葉先が尖る類似のハネヒツジゴケやツクシナギゴケは中肋が葉先のかなり下で終わる。
ハイゴケ科のミチノクイチイゴケ、ヨコスカイチイゴケやクシノハゴケは中肋が2叉して短い。
シノブゴケ科のノミハニワゴケは中肋が突出する。
葉先が尖る類似のハネヒツジゴケやツクシナギゴケは中肋が葉先のかなり下で終わる。
ハイゴケ科のミチノクイチイゴケ、ヨコスカイチイゴケやクシノハゴケは中肋が2叉して短い。
シノブゴケ科のノミハニワゴケは中肋が突出する。