きのこ図鑑
Flora of Mikawa 
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 ヤケノシメジ  焼野占地
中 国 名 黑灰顶伞 hei hui ding san
学  名 Tephrocybe anthracophila (Lasch) P.D. Orton
分  類 坦子菌門 ハラタケ亜門 ハラタケ綱 ハラタケ亜綱 ハラタケ目(Agaricales)
科  属 キシメジ科  Physalacriaceae    ヤケノシメジ属
 小型で焼跡に群生する。傘は直径0.5~2㎝、饅頭形、中央がやや窪み、粘性なく、暗褐色~黒褐色、縁が淡色で、条線が見える。柄は髄状、長さ1~3㎝、幅1~2㎜、上下同形~下部やや細く、傘と同色。ひだは疎につき、直生、汚白色~淡褐色。肉はごく薄く、表面と同色、無味、異臭。胞子は直径4.5~5.5µmのほぼ球形、平滑。幅6.5~8.5µmの楕円形、ときに油滴を含み、アミロイド。坦子器は4胞子性、長さ26~30µm、幅7~8µm 。縁シスチジアは長さ33~44µm、幅8~13µmの紡錘形、頂部が細長く伸び、ときにフォーク状に分岐する。側シスチジアは無い。
ヤケノシメジ
ヤケノシメジ2
ヤケノシメジ傘
ヤケノシメジひだ
ヤケノシメジひだ2
発生時期 春~秋
大 き さ 小型、直径0.5~2㎝
栄養摂取 腐生菌
発生場所 焚き火跡
分  布 日本、ヨーロッパ、北アメリカ、オーストラリア
食  毒 不食(食用価値なし)
撮  影 浜松市 14.8.29
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