きのこ図鑑
Flora of Mikawa 
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 ウズラタケ  鶉茸
中 国 名 蒼白赭孔多年臥孔菌 chang bai zhe kong duo nian wo kong jun
学  名 Perenniporia ochroleuca (Berk.) Ryvarden
Polyporus ochroleucus Berk
Truncospora ochroleuca (Berk.) Pilat
分  類 坦子菌門 ハラタケ亜門 ハラタケ綱 タマチョレイタケ目(Polyporales)
科  属 タマチョレイタケ科  Polyporaceae  ウスキアナタケ属
 普通種。子実体は1年性(多年性)、傘がある。傘は単生~重生、無柄又は狭い基部まるでつき、かなり小さく、扁平形~貝殻形~ひづめ形(半円形)、幅1~4㎝、厚さ0.5~2㎝。表面は無毛、細かい放射状のしわがああり、やや粗荒、白~クリームオーカー色(cream-ochraceous)、古くなると退色し、しばしば、淡黄褐色~淡紫褐色~きつね色になり、2~3本の浅い環紋が明瞭にある。肉は新鮮な時、堅いコルク質、乾くと硬く木質、厚さ1~3㎜。管孔のある下面は平坦、白色~わら色、後に、きつね色を帯びる。管孔長は3~10㎜。孔口は円形、3~4個/㎜。胞子は長卵形、長さ12~13.5(15)µm、幅6~8µm、非アミロイド。ヨーロッパのものは多年性でやや大きくなり(7㎝以下)、胞子もやや大きく、Mycobankに詳しい解説が載せられている。
ウズラタケ
ウズラタケ傘
発生時期 通年
大 き さ 小型 幅1~4㎝
栄養摂取 白色腐朽菌
発生場所 広葉樹の枯木
分  布 日本、アジア、ヨーロッパ、オーストラリア、世界の熱帯に広く分布
食  毒 不食
撮  影 蒲郡市 14.7.11
ウズラタケ背面
ウズラタケ傘2
ウズラタケ管孔面
ウズラタケ管孔面2
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